今日はちょっとスパイシーなお話です。

高校受験の進学先を決める頃ですが、特に私立で現役合格率の高さを謳っているところがあります。ここに行かせてやれば先々安心ね!

本当ですか?本当にいいんですか?

この90%を作るためにどれだけの意に沿わない進学が受験があふれているか、普通に暮らしていて想像もつかないかもしれません。そのひどいケースをちょっと紹介します。

まず、思い通りに受験することを阻まれます。成績がよく、コース別で上のコースにでもいれば指定校の管理から奪われていたりします。「キミたちは一般で通れるでしょ?通れない下のコースに譲りなさい。」と。それでいてリスクがあると下げさせて、とにかく現役にこだわる。国公立志望でセンターが足りなかったら、親元離れて考えたこともないところへの進学を極端に推す。学校の都合が先。そんなことが一部にはまかり通っています。

もちろん、そうじゃないやり方で高い結果を出している学校もあります。ですが、そういう不自由な中で受験をやらざるを得ない、ということもあるということを知っておいて欲しいのです。過去、そういう事案で本人が学校と大げんかした話もいくつもありました。そういう道をこれからの人に歩んでは欲しくないのです。

だからツテでもいいのでよく学校の事情を聞いて、その上で信頼できる学校を選んで欲しいな、と思います。入ってから、「こんなはずじゃなかった…」だけは避けられますように、じっくりと情報収集してくださいね。

少し昔のキズを思い出したので、チクリと。