大学受験・進路情報セミナー(公開部分)の動画

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。すっかり暑くなってきました。羽衣校は教室の真上が屋上なので,実は日中は4月から冷房を入れないいけない日が多いのですが,帰宅して寝るのにも冷房がないと寝苦しくなってきました。もちろん,その分ビールは美味しいのですが…。

今回は鶴見公開校記念として先日行いました,大学受験・進路情報セミナーのうち,公開部分を載せていますので,是非ご覧ください。

大学受験・進路情報セミナーの録画公開

今回は5月18日に鶴見校開校を記念して開催されました,大学受験・進路情報セミナーの公開部分の録画がこちらになります。

公開部分では主なコンテンツとして,
・日常の学習習慣について
・科目選択/私立と国公立の選択
・新課程入試における変更点+総合型選抜について
をお話ししています。(約60分)

非公開部分の録画(共通テスト利用で私立併願をどうするのか,約30分))については限定公開にしております。スライド資料と共にリンクをお送りしていますので,ご希望の方はお問合せくださいませ
https://kawai-lab.co.jp/contact.html

オープンチャット「大学受験情報・科目相談センターproduced by大学受験kawaiラボ」開設のお知らせ

大学受験kawaiラボが流行りに乗っかってオープンチャットを開設しました。英語については英真研さまに参画頂いて,より専門的なお答えができるようになっています。まだまだ気楽に質問できる人数(笑)なので,ぜひ登録お願い致します。

https://line.me/ti/g2/88disOEeZR2ORKpzGsADjhUVBgeEW7CoChtkDg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

2024年度大学受験kawaiラボ 募集要項

新年度生徒募集についてです。大学受験kawaiラボでは河井を始め専任2名とOBの学生講師のサポートのもと,頑張っていこうという生徒の皆さまを募集します。ぜひご検討いただき,また,お知り合いの方にお薦めくださいませ。

当教室は集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらから。https://kawai-lab.co.jp/contact.html

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):33,000円
夏季授業料(7月):55,000円
冬季+直前対策授業料(12月):55,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):11,000円
夏季授業料(7月):33,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
 

オンラインに関しては河井含め専任スタッフのキャパシティと時間相談次第です。持ち上がりの生徒が優先になり,残枠は極めて少なくなっています。ご相談はお早めに。


理系の理科(化学・物理・生物)を大学受験の勝負手にする!ー原理原則知識の掌握と問題解決力の養成

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。先日,「固体の溶解度(再結晶)の問題について」に引き続き(っていうには間が空いているけど笑),この時期の高2理系化学で期末テスト範囲に入りやすい「気体の溶解度ーヘンリーの法則をめぐって」について書きました。少しでもテスト対策や受験対策のお役に立っていれば幸いです。元気があれば,溶液の性質についてもまた書いてみようと思います。

さて,今日の話題は理系の理科(化学・物理・生物)をめぐる問題についてです。もちろん理系の数学IIICにも通じる問題ではあるのですが,理科の方が全般的に授業コマ数が必要になりやすいこと,高2までの進行度が数学に比べて残りが多くなりがちなこと,そして英数を強調し過ぎと言うか,圧迫させ過ぎと言うか,とかく理科の進行度も習熟度も足りないと言うことが非常に多いわけです。その辺の問題点から理系の大学入試における理科の重要性,それに対する方策についてお話ししていきたいと思います。

高校生におこる理科の遅れや不足の原因

これには上述にもあるように,いくつかの原因がありますので,状況ごとに整理していきましょう。

授業の進行/教科書の終了が遅すぎる

1番多く聞かれる相談がこれですね。共通テスト1ヶ月程度手前になって初めて教科書の内容が終わる,という進行度で共通テスト対策もままならないだとか,私立薬学部の公募推薦に範囲が間に合わないだとか,そういった相談が多く持ち込まれます。教科書終了後は共通テスト対策のみで,2次・私大対策は共通テスト後に講座性授業などでやっと取り組む,もしくは授業と並行して重要問題集などの入試問題集を課題に出すのみ,という自体が多く起こります。

授業の一部を自習任せにしてしまう

特に化学で多いのですが,教科書の1章分(大きなまとまり全部)を各自で教科書を読んで取り組むこと,ということにしてされて,実際やってみるとうまくいかないという困りごとがよく持ち込まれます。化学だと無機化学の部分がこれに該当します。無機化学の問題は確かに知識に基づくものが多く,最終的には暗記がモノをいうとも言えますが,その根底には酸塩基反応,酸化還元反応,沈殿生成反応といったメカニズムや電子配置による理解を求めたい内容が多く含まれています。その理解が伴った上での暗記事項という立ち位置であるはずが,太字や重要な反応式を棒暗記すればよい,とされてしまうのは大事なところで点数にできない,という意味でもよくないと考えています。

英数の重要度を強調し過ぎてしまう

これは文系の社会科にも共通することなのですが,「理科(社会)は短期で仕上がるから今はやるな,英数だけやれ」という「指示」が出て理科(社会)が置き去りにさせられるという現象は多く起こります。旧旧課程ぐらいまでのセンターまでだとそういった部分は少なからずあったかもしれません(その代わり,センター後の2次・私大へのリハビリは大変でした…)。旧課程のセンターの頃から理科の範囲が全範囲化し,手間暇が多くなっていると感じていた中,共通テストではさらに読解力を伴わないといけない状況となりました。そのための準備期間はしっかり取るべきですし,うまくいかないときのマージンも必要であると考えますが,英数だけやれの余波は想像以上に大きいものとなっています。(なお,社会科,歴史科目に至ってもかつてのセンター試験ほど容易ではなくなってきていますので,やはり早期から手間をかけられるようにするべきだと思います。)

結果として起こること

結果,入試の手の動かし方について習熟する時間が不足するという状況が起こってきます。また,ある程度の入試の手の動かし方と文章による情報の把握と整理力が伴ってようやく共通テスト対策になるのですが,その時間も当然のように不足してしまうということが起こっています。共通テストで傾斜がなければ理科2科目と英語や数学2科目,国語と同じ200点分の配点があるわけですから,その点だけでも十分に重いモノだと思います。また,2次試験においても学科によっては英語より理科の方が配点が大きいだとか,そういった事情があります。例えば奈良女子大の理学部の化学生物環境学科だと2次試験が英語150点,数学150点,理科2科目で300点と理科が極めて大きなウェイトを占めており,理科の出来が生命線になる配点です。以前,共通テストが80点程度マイナスでしたが,理科と数学でしっかり点数を取って合格できた事例もあります。これは理科の重要度を物語ると同時に,いかに周囲の受験生が理科に手が回っていないか,そこを頑張ることに合格への鍵が埋まっていると考えることができるわけです。

理系の大学受験において,理科のウェイトはそれなりに大きいモノでありながら,多くの人が手が回りきっていないという現実があります。その一方で,数学という科目は1つの問いの配点が大きく,事故も起こりやすい。また,数学での行き詰まりの起こりやすさは英語や理科の比ではないほど起こりやすいです(越えられないモノではないとは思いますが,有限の時間の中では残念ながら苦しいことも実際あります)。それに対し,英語と数学は知識とノウハウの積み重ねで点数が伸びていくという面があります。大学受験kawaiラボでは数学に力を注ぎつつも,英語と理科で基礎点を作って手堅いスコア形成を目指していくことを推進しています。

理科について高校生ができる対処法

高校生はこのような事態に陥いることが想定されているときにできることはというと,

① 教科書や参考書で自分で取り組む
② 未修範囲をフォローしてくれる塾・予備校(できれば大学受験kawaiラボ!)で対策を組む

の2つです。結局,未修範囲のケアを夏休みもしっかり使ってやっておき,早々に入試演習に進んでいく,という手段以外ないわけです。学校既習でないと対応が難しいと言われることもあるので,塾・予備校にお願いする場合は事前にしっかり相談してください。

大学受験kawaiラボが高校生の理科に対してできること

大学受験kawaiラボでは未修の範囲を進める場合には個別に講義的なことをして,それから学校ワークレベル,入試演習レベルと演習を進めてもらうようにしています。ホワイトボードを使ってしっかり説明して取り組んでもらうので,無理なく問題演習へと入っていけるようにしています。これは数学などでも同じ対応をしています。

また,浪人生などでも問題演習がおぼつかない,だとか,基礎知識があやふやで,ということであれば,個別に対応していますので,ぜひご相談ください。

オープンチャット「大学受験情報・科目相談センターproduced by大学受験kawaiラボ」開設のお知らせ

大学受験kawaiラボが流行りに乗っかってオープンチャットを開設しました。英語については英真研さまに参画頂いて,より専門的なお答えができるようになっています。まだまだ気楽に質問できる人数(笑)なので,ぜひ登録お願い致します。

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気体の溶解度ーヘンリーの法則を巡って

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。すっかり初夏の様相を示してきた今日この頃ですが,体調などお変わりありませんか?季節の変わり目は体調を崩しやすいので,お気をつけ頂きたいところです。私も季節の変わり目は主に気圧の変化によってかなり調子が左右されますので,大過なく過ごせるようにしたいものです。

さて今回は以前書いた「固体の溶解度について」のご好評にあやかって(二番煎じって言わない!),気体の溶解度についてです。高2理系の1学期期末にもよく出る範囲ですし,ちょうどいい頃合いかなと勝手に思っています。

気体の溶解度とヘンリーの法則について

気体の溶媒への溶解について,炭酸水である二酸化炭素の溶解やアンモニア水などはよく知られていますが,水素や酸素もわずかではありますが溶媒(主に水)に溶解します。(そういえば水素水やら酸素水の話もあって言いたいことはいっぱいありますが,今日は割愛) 気体の溶解は熱運動が激しくなると溶媒から出ていこうとするため,いずれの気体でも温度が高くなると溶解度が小さくなるという特徴があります。これは固体の溶解とは違った特徴になります。

溶解度の小さな酸素,窒素,水素などの気体の溶解について,ヘンリーの法則が成り立つことが知られています。ヘンリーの法則とは

ヘンリーの法則
① 温度と溶媒の量が一定のとき,溶媒に溶ける気体の物質量はその気体の分圧に比例する。
② 温度と溶媒の量が一定のとき,溶媒に溶ける気体の体積はその気体の分圧によらず一定である。(ただし,溶かした圧力の条件で測定した場合に限る)

とまとめられるものです。①の物質量=molで表現した場合①と,気体の体積で表現した場合②があるために,どちらを使うの?など混乱が見られる,高校化学でも手を焼くところであります。①についてはより強くその気体を押し込んだらたくさん溶けそうだね,という理解がしてもらえそうですが,②については「え?分圧2倍で体積2倍にならないの?」と思われるかもしれません。

(a) 標準状態(0 ºC, 1.0×105 Pa)で1 mol = 22.4 Lを利用する
(b) 気体の状態方程式 pV=nRT を利用する

の2つが挙げられます。この2つの使い分けですが,標準状態換算のデータをもっているときで,答えるのがmolかgか標準状態での体積であれば(a)が有効ですが,測定条件が標準状態以外が含まれているならば(b)の方が便利かと思います。具体的な使い方は例題を見ていきましょう。

<補足> きちんとヘンリーの法則を理論化学で証明するためには理想希薄溶液の熱力学(化学ポテンシャルを用いた議論)が必要なのですが,高校範囲をはるかに超えるため,興味のある人はこちらのリンクから辿っていってください。

ヘンリーの法則の基本問題

では,本当に基本の「き」の問題から見ていきましょう。素直に

例題1) 0 ºCで酸素の圧力を2.5×105 Paにした。このとき,水3.0 Lに溶ける酸素は何gか求めよ。ただし,酸素は0 ºC, 1.0×105 Paで水1.0 Lに0.049 L溶けるものとし,酸素の原子量を16とする。

解答1) このように標準状態の溶解度とmolの換算だけで考えるなら,(1)の換算法が有効です。0 ºC, 1.0×105 Paで水1.0 Lに酸素が\(x\) mol溶けるとして,
$$1.0 : 22.4 = x : 0.049$$
より\(x=\frac{0.049}{22.4}\)molと求められます。酸素の圧力が1.0×105 Paの2.5倍,水が3.0 Lなので溶解する酸素は\(\frac{0.049}{22.4}\times2.5\times3.0\)mol,従ってその質量は\(\frac{0.049}{22.4}\times2.5\times3.0\times32=0.525 ≒ 0.53\)gと求められます。

今度は標準状態でないので,(1)の換算が使えないタイプです。

例題2) 27 ºCで酸素の圧力を2.5×105 Paにした。このとき,水3.0 Lに溶ける酸素はその条件のもとで何Lか求めよ。また,標準状態の下での体積と溶解した酸素の質量も求めよ。ただし,酸素は27 ºC, 1.0×105 Paで水1.0 Lに0.030 L溶けるものとする。

解答2) 今度は溶解度の測定条件が標準状態と違うので,(2)の気体の状態方程式による換算をしていきましょう。pV=nRTより $$1.0 \times 10^5 \times0.030 = nR \times 300$$ なので \(n= \frac{0.030\times 10^5}{300R}\) molと換算されます。酸素の圧力が1.0×105 Paの2.5倍,水が3.0 Lなので溶解する酸素は\(\frac{0.030\times 10^5}{300R}\times2.5\times3.0\)molとなります。

溶解した条件での体積をV1 Lとすると,pV=nRTより $$2.5 \times 10^5 \times V_1 = \frac{0.030 \times 10^5}{300R} \times 2.5 \times 3.0 \times R \times 300$$ よりV1 = 0.090 Lと求められます(①的には圧力の項は関係なく,水の体積のみに比例していますね)。また,標準状態での体積をV2 Lとすると,pV=nRTより $$1.0 \times 10^5 \times V_2 = \frac{0.030 \times 10^5}{300R} \times 2.5 \times 3.0 \times R \times 273$$ よりV2 = 0.20475 ≒ 0.20 Lと求めることができます。さらに酸素の質量は\(\frac{0.030\times 10^5}{300\times 8.3\times 10^3}\times2.5\times3.0\times 32=0.289\cdots≒0.29\) gと求められます。この計算の場合,気体定数Rは約分できることも多いのでなるべく計算せず,やむなく計算するぐらいがちょうどいいですね。

混合気体の溶解について

今度は混合気体の場合について簡単なケースを説明しておきましょう。

例題3) 窒素と酸素の体積比が4:1の空気が50 ºC, 1.0×105 Paで水に接しているとき,この水に溶けている窒素と酸素の質量比を酸素を1.0として求めよ。ただし,窒素と酸素は50 ºC, 1.0×105 Paで水1.0 Lにそれぞれ0.011 L, 0.021 L(標準状態換算)溶けるものとし,窒素と酸素の原子量をそれぞれ14と16とする。

解答3) 今回は標準状態換算で溶解度が与えられていること,質量を考えることから(1)で換算する方法を採用します。(なお,(2)で換算しても同じ答えが出ます。)水が何Lであっても比は変わらないので,感嘆のために1.0 Lとして考えましょう。

(1)の換算法により,窒素の溶解度は\(\frac{0.011}{22.4}\)mol,酸素の溶解度は\(\frac{0.021}{22.4}\)molと換算できます。ここで窒素と酸素の体積比が4:1であることから窒素と酸素の分圧の比も4:1であり,窒素と酸素の分圧をそれぞれpN2, pO2とすると,pN2=\(1.0\times10^5\times\frac{4}{5}=\frac{4}{5}\times 10^5\)Pa, pO2=\(1.0\times10^5\times\frac{1}{5}=\frac{1}{5}\times 10^5\)Paとできます。窒素の溶解量はpN2が\(\frac{4}{5}\)倍となっているので\(\frac{0.011}{22.4}\times\frac{4}{5}\)mol,従って質量は\(\frac{4}{5}\)倍となっているので\(\frac{0.011}{22.4}\times\frac{4}{5}\times28\)gです。また,酸素の溶解量はpO2が\(\frac{1}{5}\)倍となっているので\(\frac{0.021}{22.4}\times\frac{1}{5}\)molであり,その質量は\(\frac{0.021}{22.4}\times\frac{1}{5}\times32\)gとなりますから,その比は
$$\frac{0.011}{22.4}\times\frac{4}{5}\times28 : \frac{0.021}{22.4}\times\frac{1}{5}\times32 = \frac{0.011\times 4\times 28}{0.021\times 32}:1=1:1.83\cdots≒1:1.8$$と求められます。

気体と溶媒を封入して温度を変える問題

最後に難関,気体と溶媒を封入した問題について扱います。

例題4) 二酸化炭素は27 ºC, 1.0×105 Paで水1.0 Lに4.5×10–2 mol溶解する。ピストン付き容器に水10 Lと二酸化炭素を封入し,気体の体積を20 Lとしたところ,容器内の圧力は3.0×105 Paとなった。二酸化炭素はヘンリーの法則に従うとして,次の問いに答えよ。
A. 容器内に封入された二酸化炭素の物質量を求めよ。
B. ピストンを動かして気体の体積を10Lに圧縮したときの容器内の圧力を求めよ。

解答4) A. まず気体と溶解している二酸化炭素は別々に求める必要があります。気体部分はpV=nRTにより $$ 3.0\times 10^5 \times 20=n_気 \times 8.3 \times 10^3 \times 300$$により\(n_気 = 2.409\cdots ≒2.41 \)molと求められます(途中計算なので,有効数字を1桁多く取る!)。一方で溶解している二酸化炭素はヘンリーの法則に従うことから,$$ n_溶=4.5\times10^{–2}\times 3.0 \times 10=1.35$$molと求められます。全体の二酸化炭素の量は$$n_気+n_溶=2.41+1.35 =3.76≒3.8$$molと解ります。

B. 圧縮することにより,気体と溶解部分の組成が変わりますので,$$n_気+n_溶=3.76$$が成り立ちます。容器内の圧力を\(x \times 10^5\)Paとおくと,気体部分についてはpV=nRTにより $$ x \times 10^5 \times 10=n_気 \times 8.3 \times 10^3 \times 300$$ が成り立ちます。また,溶解部分については溶解度が\(x\)倍になることから,$$n_溶=4.5\times10^{–2}\times x \times 10$$が成り立ちます。これを\(n_気\)と\(n_溶\)について解くと\(n_気=\frac{10x}{24.9}0.4016\cdots x≒0.402x\),\(n_溶=0.45x\)となります。これらを\(n_気+n_溶=3.76\)に代入すると$$0.402x + 0.45x = 3.76$$これを解くと\(x=4.41\cdots ≒4.4\)となり,容器内の圧力は4.4×105 Paとわかります。

 

以上,気体の溶解度の問題のよくあるバリエーションから使い方がまとまるようにチョイスしてお届けしました。問題作りながら計算して書いているので,間違いなどあればお知らせくださいませ。また,もっと色々練習をみてほしい!ということがありましたら,https://kawai-lab.co.jp/contact.htmlにお問い合わせくださいませ。


【高石市・大阪市鶴見区城東区旭区|塾】大学進学・受験情報セミナー開催のお知らせ【大学受験kawaiラボからのお知らせ】

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。目には見えない気圧の部分も含めて天候不順のため,お天気に振り回される勢としては結構大変ですね。落ち着いた気候が待たれます笑

さて,今回は明後日に迫ったセミナーのスライドをちょい見せして,再度のお声がけをさせていただきます。インスタDM,LINE公式,HP,TwitterのDMのいずれからでもご連絡いただければ幸いです。特に,リアルな数字を使った最後のセクションについてはオンラインでは限定公開にしますので,ご興味・ご関心のある方は録画でもいいのでぜひご連絡くださいませ

大学進学・受験情報セミナー開催のお知らせ

5月18日(土)の19時半より鶴見校開校を記念して,受験情報に関するセミナーを開催します。決してセミナー慣れしているわけでもないですが,少しでも有益情報をお届けできればと思っています。オンライン参加で特に共通テスト利用の非公開部分をご希望される方はこちらからお問い合わせくださいませ。当日時間が合わない方も録画をお送りさせていただきますので,是非ご一報くださいませ。
日時:5月18日(土) 19:30〜

場所:大学受験kawaiラボ鶴見校(大阪市鶴見区緑1丁目9−8 ドムール緑町2F3・4・7号)

【主なテーマ】

・日常の学習習慣について

・科目選択のアレコレについて

・新課程入試とこれまでの変更点(総合型選抜の件も含めて)

・私立と国公立の選択のアレコレ

・共通テスト利用で私立併願をどうするのか(この部分はオンラインでは申込者のみ配信)

・個別相談会(鶴見校でご参加の方,オンライン参加の方は別途相談)

オープンチャット「大学受験情報・科目相談センターproduced by大学受験kawaiラボ」開設のお知らせ

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まだまだ気楽に質問できる人数(笑)なので,ぜひ登録お願い致します。

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LINE公式アカウント開設のお知らせ

これもご時世なのですが,LINE公式アカウントを開設しました。個別チャットでお問い合わせやご相談を持ちかけていただくことも可能になっています。時々,有益(?)情報が配信されますので,こちらもぜひご登録ください。

https://lin.ee/kmEFvWc


1学期中間テスト対策を兼ねて体験授業を受けませんか?【高石市・大阪市鶴見区城東区旭区|塾】

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。GWも開け,春らしさを通り過ぎて初夏の様相を示してきました。気候も生活リズムも乱れやすい時期ですが,体調を崩したりしていませんでしょうか?僕自身,気候の変動,気圧の変動には極めて弱く,老後は気圧の安定しているところに住みたいと思ってついつい検索したりします。アメリカ西海岸は魅力的でサンディエゴなんか良さそうなのですが,如何にもこうにも円安で生活費が賄え無さそうです…。オーストラリアのパースもダメかな,諦めてカザフスタンの首都のアスタナぐらいでいくっきゃないのですが,治安は(笑)でしょう。

中間テスト対策を兼ねて!無料体験授業

さて,そんなリカバリに専念しながら過ごしたくなる時期ではありますが,多くの人にとって中間テストが近づいてきているタイミングになります。「あ,やば…」と思われている方も多いかと思います。中間テストは担当者が去年と違う場合,どの程度なのか掴みづらい状況になることがあります(従って高1は全てが未知の状態でのテストです。それは中1もなのですが)。1年間の試金石にもなりますし,気持ちよく期末以降も頑張っていくためにも,なるべくこの段階で努力をしておく,頑張る癖をつけておくことが肝要です。

ちょうど今が1週間前程度になっている人が多いと思いますので,テスト前1週間とテスト期間中,めいいっぱい勉強してみませんか?大学受験kawaiラボは特に数学と理科(科学・物理・生物)に力を入れており,英国も含めてしっかりとテスト対策のためにワークに向かい合う時間をとっていくことができます。直ぐに塾に入るか決めていない方も歓迎しますので,どうぞお問い合わせくださいませ。もちろん,高3で部活を引退したから今からギアをトップに頑張る!という方のお問い合わせもお待ちしています。お問い合わせはこちらから。もしくはLINE公式アカウントからでもどうぞ

 

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日時:5月18日(土) 19:30~
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2024年度大学受験kawaiラボ 募集要項

早速ですが,新年度生徒募集についてです。大学受験kawaiラボでは河井を始め専任2名とOBの学生講師のサポートのもと,頑張っていこうという生徒の皆さまを募集します。ぜひご検討いただき,また,お知り合いの方にお薦めくださいませ。

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授業料月額:44,000円
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オンラインに関しては河井含め専任スタッフのキャパシティと時間相談次第です。持ち上がりの生徒が優先になり,残枠は極めて少なくなっています。ご相談はお早めに。


5月スタート!ー連休過ぎたら頑張りどきが待っている

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。羽衣に開校して5年超=奈良に引っ越して5年のうちにすっかり大阪の地理を忘れてしまっていた(大阪市には30年以上住んでいたのに!)らしく,鶴見校のある緑は道路の向かい側が城東区で,ちょっと北の関目高殿の駅よりちょっと北側は旭区だとこの2週間ぐらいで気付いた次第です。だからランディングページで掲載しているスタッフ(AI)のコラムのタイトルに書いている区名がちょっとずつ伸びていっているのです…笑

最近は生成AIが流行りで,主に情報を収集して分析+整理整頓して解答にしているのだと思うのですけど(細かな仕組みまでは知らないですごめんなさい),使ってみてこれはすごいなぁと思うことしきりです。ちょいちょい変な文章も作ったりしますが,情報収集の1次整理としては結構できちゃうかも…。前例のあること,解説が巷に溢れていることには強うそうです。一方で,案外数学的な問題解決はできない(生成AIにやらせるなという話かもですが)もので,難関校の定期テストの数学の問題入れたら全く見当違いの計算式出してきたりするので,その辺は餅は餅屋(数学ならWolfram Alphaが無料で使える範囲でも圧倒的に強いかな)なんでしょうね。

さて前置きが長くなりましたが(しかも今日の本論と全く関係なく笑),5月がスタートし,連休の後半戦は控えているものの,5/5には全統共通テスト模試,12には全統記述模試が控え,中旬には中間テスト(2期制だと月末ぐらい)が待っているこの時期の学習であったり,受験に向けてのことを書いていきたいと思います。最後に1つ新しい告知も。

5月の過ごし方を学年ごとにまとめると

最初の中間テストに向けてー高1 ver.

5月中旬には新年度最初の定期テストがやってきます。高1にとっては初めての高校の定期テスト,英数国は2つずつに分割されており,理社はカリキュラム次第ですが,理科基礎3つだったり社会も総合が3つだったりすることもあり,おそらく3年間で最もテストの科目数が多くなることでしょう。週2回ずつの理社は進行が緩やかなので,テスト前1週間前(できたら10日前)からやりたいので,英数を1週間前までにあらかた(ぎりぎりで入ったところを除いてぐらい)をやっつける必要があります。実はGWが終わった頃にはテスト10日前ぐらいなので,少なくともGW後半戦で勉強に割かないわけにはいかないのです。そこで上手にやりくりのもと,1週間前までに終えるべき英数の7割ぐらいまでは片付けておいてもらいたいところです。

最初の中間テストに向けてー高2 ver.

2年生では大きく2つの事態が起こり得ます。ひとつはサボっていないのに(サボるとなおさらになるわけですが)同じページ数のタスクが同じ時間で片付かなくなることです。特に数学に顕著に現れることが多いのですが,1問あたり,1ページあたりの工数の増大から同じかそれ以上に勉強時間を使っているのにタスクが溜まっていくという現象が起こるわけです。もうひとつが理系なら専門理科,文系だと主に歴史の探究が始まり,こちらの重さも1年の時よりグッと大きくなることが挙げられます。これらについて乗りこなすためには時間をより多く費やせる体勢を取る意外にないわけです。勉強一色にするとまではいかなくとも(いかせたがる人は多いですがメンタルが続かない恐れが高いです),上手にバランスを取ることは必須になります。連休中に4月分の内容についてはタスクが片付いている状態であることが望ましいと思います。

最初の中間テストに向けてー高3・受験生 ver.

受験学年について,学校推薦の総合型選抜を主軸に置いている人は高2までと同様に定期テストに重きを置くことになると思います。一方で公募制推薦や一般入試といったペーパーテストを主軸にする人は定期試験のこともありますが,受験勉強を進め,かつ模試で自身の立ち位置や現状の確認,中期計画の修正などを行うことになります。大学受験kawaiラボは全統模試を主に参照しています。そのスコアや偏差値(最近共テ模試だと生点より偏差値見る方がいいのか?となってますが)をもとに目標とのギャップやそのためにすべきことの確認やプランニングをし,夏の模試でまた確認する,という流れになっていきます。そうなると1・2年生に言うように「1日ぐらいはユニバに行ってもバチは当たらん笑」みたいには言えないわけです。模試の帰りなどにスタバの新作を嗜む,少し息抜きのものを見る,そのあたりまでになってしまうことでしょう。それくらいには忙しく過ごしてもらうことになります。

 

大学受験情報セミナーやります!

5月18日(土)の19時半より鶴見校開校を記念して,受験情報に関するセミナーを開催します。決してセミナー慣れしているわけでもないですが,少しでも有益情報をお届けできればと思っています。オンライン参加で特に共通テスト利用の非公開部分をご希望される方はこちらからお問い合わせくださいませ。当日時間が合わない方も録画をお送りさせていただきますので,是非ご一報くださいませ。

日時:5月18日(土) 19:30〜
場所:大学受験kawaiラボ鶴見校(大阪市鶴見区緑1丁目9−8 ドムール緑町2F3・4・7号)
【主なテーマ】
・日常の学習習慣について
・科目選択のアレコレについて
・新課程入試とこれまでの変更点(総合型選抜の件も含めて)
・私立と国公立の選択のアレコレ
・共通テスト利用で私立併願をどうするのか(この部分はオンラインでは申込者のみ配信)
・個別相談会(鶴見校でご参加の方,オンライン参加の方は別途相談)

 

2024年度大学受験kawaiラボ 募集要項

新年度生徒募集についてです。大学受験kawaiラボでは河井を始め専任2名とOBの学生講師のサポートのもと,頑張っていこうという生徒の皆さまを募集します。ぜひご検討いただき,また,お知り合いの方にお薦めくださいませ。

当教室は集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらから。https://kawai-lab.co.jp/contact.html

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):33,000円
夏季授業料(7月):55,000円
冬季+直前対策授業料(12月):55,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):11,000円
夏季授業料(7月):33,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
 

オンラインに関しては河井含め専任スタッフのキャパシティと時間相談次第です。持ち上がりの生徒が優先になり,残枠は極めて少なくなっています。ご相談はお早めに。


GW始まりましたが大学受験kawaiラボは開室中!

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。今日からGWが始まりました。始まりましたが大学受験生を多く抱える大学受験kawaiラボは平常通りに開けております。羽衣校は全日14時から,鶴見校は提携の学習塾SeeDさまのスケジュールに沿って開室しております(月曜:松浦,水曜:河井,金曜:笹野が在室しております)。新年度が始まって1ヶ月経って中間テストに向けて不安がよぎるだとか,部活の引退がちょうどこの時期で,という方,お休みではないのでご遠慮なくご連絡ください。お問い合わせについてはこちらからどうぞ。

GWの過ごし方について

高3・浪人生の受験生の人たち

さてGWですが,大学受験生は全部自分のお勉強に使ってください,以上。と基本なるわけですが,映画1本だったり,少しのYouTubeの時間だったり,マクドによって1時間喋るとか,上手な息抜きを心がけてください。確かに勉強時間の確保は大事ですし,よくいろんな人が「最低限の睡眠時間以外全て勉強に当てろ,それ以外は全て無駄/不要」みたいに言います(言ってる人のうち受験生の時に本当に行ったことを実行したのはどれだけか問いたいけど)し,客観的というか機械的に判断すれば確かにその通りなのですが,人間は感情の動物であることを無視していると言わざるを得ません。何事も0か100の思考になって行き過ぎるのは心身,特に心に過負荷を与えてしまいますので,上手なガス抜きは欠かさないようにしてください。

高1・2の人たちへ

一方で高1・2では学校からの課題,4月の進行分のワークの対応などをきちんとすること,GWすぎると中間テストまだ1〜2週間程度であることを踏まえて,上手にバランスをとるようにしてください。ここで100勉強だけにしてリードを,みたいな極論に流れ過ぎないように,1日や2日ユニバのひとつ,カラオケのひとつでもいけばいいんじゃないかなぁと思います。家族旅行があるなら,それも家族優先で過ごす日を持って頂いていいと思います。要は全体としてのバランスですので,上手に過ごしてもらえればと思います。

2024年度大学受験kawaiラボ 募集要項

早速ですが,新年度生徒募集についてです。大学受験kawaiラボでは河井を始め専任2名とOBの学生講師のサポートのもと,頑張っていこうという生徒の皆さまを募集します。ぜひご検討いただき,また,お知り合いの方にお薦めくださいませ。

当教室は集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらから。https://kawai-lab.co.jp/contact.html

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):33,000円
夏季授業料(7月):55,000円
冬季+直前対策授業料(12月):55,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):11,000円
夏季授業料(7月):33,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
 

オンラインに関しては河井含め専任スタッフのキャパシティと時間相談次第です。持ち上がりの生徒が優先になり,残枠は極めて少なくなっています。ご相談はお早めに。


今日から新しい年度の始まりー学習習慣のあり方とそのサポートを

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。今日は4月1日,新年度の始まりの日ですね。去年まではこの頃にはちょっと桜終わりかけのことが多かったように思いますが,今年はちょうど入学式に合わせた開花のようなので,春らしい(ただ昨日今日ともはやちょっと暑い)スタートになるのではないでしょうか。

新年度に合わせて,羽衣校と鶴見校の両方の地域で新聞折込を明日4/2に入れさせてもらいます。羽衣校浜寺公園駅の周辺から羽衣,高石駅,泉大津駅にかけての南海沿線を中心に,鶴見校は新森古市駅から今福鶴見駅,横堤駅の近辺までの日経,読売,産経,毎日,朝日の5紙に折り込んでもらっています。是非お手に取って検討して頂ければと思います。よろしくお願い致します。お問い合わせはこちらから

さて,今日の本題は新年度に向けてのスタートについてです。もちろん営業込み込みではあるのですが,4月ならではこれだけは意識しておいてね,ということを中心に書いていきますので,是非参考にしてください。

新年度だからこそフレッシュな気持ちを

新年度というのは誰もが心に確固としたものをもつ,そういったタイミングです。授業内容としても3月で一区切りついていることが多く,足並みが揃っており,気分一心で取り組むことができる季節です。一方で細かな用件(身体測定など)があり,授業もガイダンス的なところから探り探り始まってくることも多く,余裕があるだろうと思ううちにペースチェンジに置いていかれやすい,そういった事象の序奏になる時期でもあります。余裕があるうちにリズムの確立と修正・安定化を図っておく必要があります。

受験生に向けて

受験生は自分の方向性に対して待ったなしのタイミングであります。自分の人生設計から志望校や志望学科が逆算され,受験科目も決まってきていることでしょう。学校の科目との噛み合わせ(使わない科目があるとか)と評定の必要性など考慮しながら学習を進めていく必要があります。指定校と言われる学校推薦や総合型選抜を主軸にする人は,学校の学習を主体に据えればいいのですが,万が一のために一般や公募推薦を受けられるよう,軸となる科目の学習は行っておきましょう。

浪人生は予備校の生活が中心にはなると思いますが,自分の受験科目の中で柱になる科目の教科と弱みの克服のバランス配分が大事です。現役生も同じことは言えるのですが,弱いところのことを気にして強みを磨かない,というのもまた失敗の要因になり得ます。整えるだけでなく牙を持つこと,これを意識してもらいたいと思います。浪人生は現役生以上に予備校がみっちり詰まっていることが往々にしてあります。そこで,自分のやるべきこととのパワーバランスを取っていかないと,自分の補強ができない,というジレンマとうまく付き合うようにしてください。

数学や物理化学など,手の動かし方が鍵となる科目について,授業を受けるだけでなく自分でとく,その上での修正といったことは集団授業では難しいことがあります。そういったときの補強として,大学受験kawaiラボを考えて頂くのは一つの方策かと思います。

高2が気を付けるべきこと

無事に高1を乗り越えての今,去年と同じようにやればいいだろ,と思っている頃ではないでしょうか。それはある意味で正しくある意味で間違っているわけです。正しいのは同じようにやらねばならないという「自覚」の部分,間違っているのは去年と同じ物量でいいだろうという「見積もり」の部分です。文理選択で理科か社会のどちらかが重くなる方はコマ数から大変さの想定がなんとなくでもできてきますが,英数の見積もりが去年と同じではまずい。目に見えて響いてくるのは数学のワーク。4stepやサクシードなどのワークのページ数こそ去年と同じ量のように見えて,1ページごと,1問ごとの工数が大きくなります。河井がよく「去年よりサボっているわけではないのになぜかタスクは溜まっていく」と声をかける所以です。

あとはやはり数学の件ですが,よりシステムとしてしっかり把握し,その運用をしっかりできる,というところまで取り組まないといけない単元が多いように感じます。IAの方が人の知恵で取り組む,IIBIIICはシステムに立脚して処置する,というのがしっくりくるところがあります。その部分は練習でないとクリアすることができないので,同じではなくより多くの学習時間が求められることになります。

新高1の今だからこそ

新高1の皆さん,入学おめでとうございます。新しい環境(一貫校の人はそれほど感じないかもですが)で新しい内容に関わっていくスタートですね。特に高校入試組の人にとって,中学の頃とは学校のワークの重さが違う,予習復習の必要量が違うことを覚悟しておいてください。中学の時はテスト前にワークを作業としてババっとやればいい,というイメージが強いですし,入試にはそれほど役に立たない簡単なもの,という印象で取り組んでいたことでしょう。ですが,高校のワークは入試一歩手前まで踏み込んでいるものがほとんどですし,テスト1週間前に範囲を聞いてそれから,だと確実に間に合わない代物です。日頃から消化をすることが必要になります。今は内容的にもまだ余裕があるかもしれませんが,余裕があるうちにサイクルを作ってしまうことが重要です。

基本的にはどの科目も予習,ということを言う人が多い印象ですが,河井は英語と古典は予習(ただし文法だけやっている時は復習重視でいいと思いますが),数学や理科,社会科目は復習重視でいいと思っています。英語はまず読んでみて単語調べと構造的な不明点をチェックしておく,英文法は該当範囲を解いてみておく,その上で授業・復習で覚えきるという形になります。古文も英語リーディングと項目的には近いものがあります。現代文は文法的な不明点はないかもしれませんが。一方数学は予習は心の準備程度でもいいと思いますが,学んだことを使っていく復習の部分が大きく,ここをしっかりしないと早々に置いていかれがちだと思います。理科も特に物理や化学の計算にこの傾向が見られます。また,化学や生物,社会科目では反芻による知識の定着を大切にしていくことが重要です。

日単位で完璧を期そうとすると崩れたら取り返しにくい,そこで一気にやる気ごと消失して大崩れにつながることがあります。週単位程度で計画を立たり,授業の進行とリンクできていれば十分でしょう。また,隙間をしっかり用意して,緩衝材的にすること,リフレッシュに充てられるように,3年間続けると言うことを念頭に過ごしてもらいたいと思います。

 

以上,つらつらとなりましたが,新年度にあたって気を付けることを学年別にお届けしました。少しでも参考になれば幸いです。


もうすぐ新年度,5周年を迎えた大学受験kawaiラボで新学年を頑張りませんか

こんにちは,高石市・堺市西区・大阪市鶴見区の大学受験kawaiラボの河井です。思ったより暑い!となったら今度は寒い上に雨ばかり!となって桜の開花予報さえ当たらない今日この頃ですが,皆さま体調を崩されてはいませんか?この天候の変動は気圧変化に弱い河井にとっては正直耐え難い厳しさです。あまりの厳しさに思わず,「気圧変化少ない」で将来の引越し先を検索してしまいました…。1番良さげなのはサンディエゴですが,これは今の円安と物価高では現実的ではありませんでした苦笑

さて,この3月22日に大学受験kawaiラボは5周年を迎えることができました。科目のこと,大学受験のシステムや戦術はともかく,経営だとか事務作業だとかそういったことには全くといっていいほど疎い河井の運営でここまで持ち堪えることができたのは,集ってくださった皆さまの支えがあってこそです。改めてここに厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

2024年度大学入試合格実績のご報告

さて,5年目の今年の大学入試の合格実績を掲載します。この1年間,本当によく頑張って取り組んでくれていたなと思います。いい結果にせよ,残念な結果だったにせよ,新天地で次の人生の輝きを得るために頑張ってもらいたいと思います。

6年目の次年度もみんなにとってのよい結果・よい進路を追求してまいりたいと思います。引き続き,皆さまのご理解とご協力を賜りますよう,お願い申し上げます。

2024年度大学受験kawaiラボ 募集要項

早速ですが,新年度生徒募集についてです。大学受験kawaiラボでは河井を始め専任2名とOBの学生講師のサポートのもと,頑張っていこうという生徒の皆さまを募集します。ぜひご検討いただき,また,お知り合いの方にお薦めくださいませ。

当教室は集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらから。https://kawai-lab.co.jp/contact.html

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):33,000円
夏季授業料(7月):55,000円
冬季+直前対策授業料(12月):55,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):11,000円
夏季授業料(7月):33,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
 

オンラインに関しては河井含め専任スタッフのキャパシティと時間相談次第です。持ち上がりの生徒が優先になり,残枠は極めて少なくなっています。ご相談はお早めに。

大学受験kawaiラボ 鶴見校開校のご報告

このブログでは申し上げそびれていたのですが(このHPの調整がうまくできていないため,というのが言い訳です苦笑),実は3月20日に学習塾SeeDさまからお声がけ頂き,共同の校舎に入らせて頂く形で大学受験kawaiラボ 鶴見校を開校しました。鶴見校では高校生及び大学受験指導に専念させて頂く形で運営します。進学塾SeeDで小中学校の学びを経て大学受験kawaiラボ鶴見校へ,という流れができればいいな,と考えています。4月2日の火曜日にこちらも地域に新聞折込は入りますので,ぜひ手に取って頂いてご検討くださいませ。

大学受験kawaiラボ 鶴見校については河井が水曜日,月曜日と金曜日は専任講師が常駐し,他の日には羽衣校と繋いで常時対応できる体制を構築中です。また,状況と相談して学生講師に常駐をお願いすることも考えています。まだ立ち上がったところなので,来て頂く方とコミュニケートしながら作っていければと思います。


共通テストに思うところと大学受験kawaiラボが考えることと2024年度新年度募集について

こんにちは,羽衣・浜寺・高石の大学受験kawaiラボの河井です。ずいぶんブログもご無沙汰してしまいました…。というのも,2023年度は大学受験生が開校以来最も多く,ちょっとドタバタしました。あとは加齢による体力の低下があるように思います。ちょっと40代,色々調整が必要かもしれません(といいつつ,何か新しいことも2つぐらいやるらしい,もうちょっと調整がついてからリリースします)。

共通テストについての雑感

共通テストについては一言で「こう来たか,今後もこう来るかな」という感想になります。大学入試センターが考える思考力(と言っていいかどうか論議がありますが)=大量の情報を含む文章を読んでそれに基づいて処理する能力というところが強く出ているように感じています。特に理科では初見の実験や設定を持ち込み,0から基本性質や法則から考えていくこと,もしくはリード文の説明に沿って適切に処理する能力が求められています。

この形式になると,基本事項を覚える(いわゆる一問一答的な知識)や,問題集をきちんと取り組み問題とその対処法をセットで習得する,といういわゆるきちんとした勉強法の生徒が辛い思いをしがちです。どうしても知識ベース,そして経験ベースでこれまでの経験の中に解決法を探すタイプだと,初見に対してうまくできないことが多く起こります。また,考えているようで探しているだけであるために,新しい設定について考えることができていない可能性が高くなっています。

結局のところ,今の共通テストは勉強,というよりは問題対応の思考法にその成否がかかっていると思われます。例えば京大などを志望して,志望校の過去問で初見の問題ばかりぶつかるタイプ,もともとよく考えるタイプ(スピードについては別件ですが)にとっては,学習が進行していればこちらから何かを言うまでもなく自然にクリアしていきます。一方で,習得した通りにやるタイプにとっては初見のところがどうにもやりにくい,なんのことやらになりがちになっており,真面目さをもって取り組んでいくタイプに苦戦が見られやすいです。その思考法の系統が共通テスト対策を紐解くひとつの鍵になるのではないかと考えています。

共通テスト対策のあり方の再考

問題解決の対応法のタイプが共通テストの成否の鍵になっている,という考えについては上述のとおりです。だからといって全員に京大や東大の問題に取り組んでもらうのは労力や時間を注ぎ込んだ費用対効果を考えると,なかなか万人受けは難しいのではないかと考えています(やれれば完璧なような気はしているんですけど)。そこで現在考えているのが問題について受験生たちで議論をし,更に我々スタッフと討議するような学習を組み込んでいけないか,ということについて考えています。1学期〜夏休み中盤までの基礎知識の習得時期はともかく,共通テストの対策を組み込んでいく頃にはこういった取り組みを入れて行こうと計画をしています。

本題となる大学受験kawaiラボ2024年度の募集について

さて,大学受験kawaiラボでは2024年度をともに頑張っていこうという生徒の方を募集します。3月に説明や体験授業を受けて頂いて,春休みから頑張っていけると新年度スタートがとてもスムーズにいくのではないかと思います。

まず,当教室の集団個別授業についてですが,特に高1・2年では学校の教材を主体に学校の進行とリンクさせながら進め,基礎の定着を図っていくことが主になります。高3については志望に合わせて,必要な教材を選定し,受験対策を進めていく形になります。ただ,個人の特性と置かれている環境と現状に合わせて取り組み方を考えていくので,必ずしも上述にまとめた通りにはなりませんので,ぜひ一度お話しさせて頂ければと思います。

募集要項

当教室は集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらから。https://kawai-lab.co.jp/contact.html

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):33,000円
夏季授業料(7月):55,000円
冬季+直前対策授業料(12月):55,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):11,000円
夏季授業料(7月):33,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:19,800円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
 

オンラインに関しては河井含め専任スタッフのキャパシティと時間相談次第です。持ち上がりの生徒が優先になり,残枠は極めて少なくなっています。ご相談はお早めに。