こんにちは、大学受験kawaiラボの河井です。
弊教室では共通テストは第1日程での受験を終えました。いろいろありますが、この記事を公開する今日から近大があり、その前から私立医学部などの入試もあり、そして週明けからは関関同立の試験が続々と続くとなると、やはり第1日程が必然の選択でここまでやってまいりました。

国公立をメインに据えているメンバーの総合平均は74.7%(900点満点)で、これに各自の志望に合わせ、傾斜(今年は英語リーディングとリスニングが学校によって比率が違うのがとても面倒!)計算し、希望と現実のバランスを考えたり考えずに第1志望に突っ込んだり、各自の思うところで出願していきます。(大体決まってるけど)

理社は選択科目でバラけるので英数国の平均くらいは(商業的理由から)お示ししておきますと、

英語:147.4点(R/L = 1/1)
数学:164.1点(IA+IIB)
国語:148.5点

でした。リーディングは想定よりも多量の文章が出題されましたが、思ったよりは崩れることもなくでした。よって、これまでの英語の勉強のアプローチにもう少し速読の要素を入れておけば手堅くなるのかな、と思っています。一方でリスニングの方が苦戦しているので、もうちょっと聞くという要素は日常の学習に加えた方が良さそうです。

数学が思っている以上に試行テストの問題らしさがなく、共通テスト対策教材をやり込まずギリギリまで2次対策の数学をやっている方がスコアが伸びるのかな、という印象です。学校から大量の対策教材漬けにされた方が、本能的に形で解くクセがつくのかもしれません。最も読まされるような出題でも7割は維持するような経験さえ積んでおけばまずまずなのかと思います。

国語も予想に挙がっていた実用文ではなく、センターの延長線上に新しい要素を加えたと感じるような出題でした。国語は共通テストのみ、という人も多くなる中、真っ正直に文章に取り組むという姿勢で対応するよう、国語担当が働きかけてくれてきたのが効いていると考えています。

理科・社会についてもまだ改善点もあると思いますし、今後の出題の変動もあると思いますが、足元からしっかり固める、2次試験に使うならその対応をやっていくことで根本的に腕力を高めていく、というのが効果的ではないかと考えています。

共通テストを予測と対策で攻略していくというアプローチもありますが、このような2次試験勝負を見据えて、「共通テスト=予選を敗退しない程度」に根元の力を養う、大学受験kawaiラボは国公立志望にはそういうアプローチをしていき、2月25日まで見据えて取り組む塾であると思ってもらえるといいかと思います。