理学博士が化学を教える意味

河井は怒っている。

こう書くと,「labで何かあったんですか?」と聞かれそうだが,全統マークも帰ってきて,指定校も1件内定していいことしかない。

では何に怒っているのかというと,今の高校の理科教育。

これまでも,そして今もlab含めて色々な機会と現場で教えているけど,ちゃんと「学校で教科書内容教わってる?」と言いたいことが山ほどある。

「こういう理屈でこの式になるんだよ」とか話しても「初めて聞いた」とか,「結果だけ覚えろ」とか挙句「アクティブラーニングだから授業はしない!(ドヤ)」とか。

そんなんばっか。

いや,ちょっと待ってくださいよ。

確かに,大学で学ぶ理論を持ち出さないと説明できないこともあるし,過去の科学者の発見という形でまとめなきゃならないときもあるけど,もっとちゃんと教えましょうよ。例題しかしない授業,覚えることだけ言う授業,そんなので理工学とか志すヤツが出るの?

自慢じゃないけど,自分の授業で化学が面白いから,とか,やりたいことが見えてきた,と言ってサイエンスに関わる進路を固めていった教え子がいるのは本気の自慢だよ。

その夢を叶えるそのための根っこのとこから話せる,それでいてちゃんと入試に対応する術も身につける。

そんな授業ができるからこそ,博士の自分がサイエンスの裾野を拡げながら教える,それが自分が化学に携わる道であり,宿命なんだと最近つとに思う。

それは化学だけでなく,物理もそう,数学もそう。ただできるだけでなく,ちゃんとした学びとして身につけさせる,それがlabの意味。


化学の知識講座(無機→有機→高分子)

こんにちは,kawaiラボ 主宰の河井です。

kawaiラボでは水曜日の夜19:20〜20:20で無機化学講座で知識の習得を図っています。

化学基礎の原子の構造や結合,周期表からはじめて酸・塩基の反応や酸化還元反応の基礎を捉えることと進み,先週は水素,希ガス,ハロゲンとお話を進めていきました。今週は酸素・硫黄の16族元素,窒素・リンの15族元素とお話を進め,夏の第2回全統マーク模試までに典型金属元素,遷移金属元素,金属イオンの分離と推定まで進めていきたいと思います。

第2回全統マーク模試以降,有機化学,高分子化学とお話を進めていき,センターでも5割以上を占め,二次・私大でも3割〜5割ほどは占める出題範囲の基礎知識を定着させていきたいと考えています。

興味のある方はぜひ,kawaiラボにお問い合わせいただければと思います。