こんにちは、大学受験kawaiラボの河井です。いくつかの話題で見かけること(リソースは聞かない!笑)から触発されて今日は記事を書いているのですが、それとセットで大学受験kawaiラボのスタイルについても改めてお話しできればと思っています。

○ 「丁寧に説明するのはよくない?」について

独学大全という本が流行るよりしばらく前から自学とかいう言葉が塾の先生たちの間で頻繁に見かけられるようになりました。その流れの中で時々、「丁寧に説明したら伸びない」とか「説明しないで考えさせるのが良い」という主張がチラチラと見えるようになりました。果たして本当にそうなのだろうか?

僕は通っていた中学校の状況や希望の進路とかあってかなり初期から塾なしで先取りの自学(課題は学校の先生にもらいに行ったり買ったりしてたのですが)をしており、その延長線上で塾なし(講習とかは参加してみたけど)で大学受験を経て現在に至ります(詳細割愛)。そういったことで自学で進めているとまぁ時間のかかること。おそらく器用な方なので新しいことを受け入れて自分の道具に変えるところは速い方だとは思いますが、入り組んだ問題などやっていると、特に世間で言う定石をそれほど知っているわけではないので、試行錯誤に極度に時間がかかった(その尊い犠牲が世界史とか英語とか…苦笑)ことを覚えています。

確かに、これが本来の学びであり、それくらい手間暇をかけて…、と言われればぐうの音も出ないわけですが、いろいろなものを切り詰めてようやっとこれだけ…では高校生としての生活が果たして成り立つのか?そこを少し緩和できるように、必要な説明を提供することは決して悪いことではないはずです。ところが、昨今では丁寧な説明=悪と言わんばかりの論調もそれなりに見受けられる。それはなぜか?

丁寧な説明によって納得してもらうと、それで終わってしまうことが多い。これが1番の理由です。だから丁寧な説明を悪者にする必要がない。当該の問題で説明をトレースするだけでなく、ちゃんと類題などでその考え方の実践を別にやればいいのだから。そしてワークとかそういったものは類題が連なっていることは多いので、そこまでの心配はいらない。そして、このままだと類題不足だな、と思うならそこでもう1問出すのが講師の腕の見せ所なんじゃないかな。そのあたりのことが足りていないから丁寧な説明をしない、教えないがいいんだ、に走ってしまうのだと個人的には感じている。

○ 「塾で勉強をするのは違う?」について

ちょっと前の話が長くなってしまった…。もう1つの話題、「家で誘惑するものがあるから塾で勉強するというのはおかしい」「真剣だったら誘惑とか関係ない」「自宅学習が本道だ」と言われる件。まぁ確かにこれは正論と言えば正論なんです。ただ、僕はこう言う正論を振り回す人は強過ぎる人と感じます。つまり、誘惑に対して自らを律することができ、そして、その律するということを他者にも求めすぎているのではないだろうか?と考えているわけです。

僕自身は家にいれば際限なく眠ります。睡眠と食事と教室であれこれで生活の99%ぐらい埋まってるんじゃないですかね。そういう人間なので物事をするとなると基本的に家を出てやる、というのが自分のこれまでもこれからも変わらない部分なんだと思います。

この話になると、僕はノマドワーカーってなんで存在するのか?ということを考えます。このご時世、Wi-Fiがあれば仕事ができるならカフェなどで仕事をしなくても巣ごもりで仕事をすればいいわけです。でも人はカフェで本を読んだり仕事をしたりする。大人だから、というのはアンフェアな返し方なのでやめましょう、ちゃんと理由を考えてみましょう、そうすると家だとくつろぐとか他のことをしちゃうとか、そういう理由が湧き上がってきます。(もちろん、カッコいいとかもあるでしょうけど)

と考えていくと、「人は場所で自らの振る舞いを規定する」という面があると思うのです。つまり、家は寛ぐ場所、外は頑張る場所、というふうに自分の中のスイッチが切り替わるのではないか?では自分のスイッチがオフにならないところで必要なことをやればいい、それには子ども・学生も大人も変わらないだろう、そういう考えに至っているわけです。そこで勉強する場所として塾を自らの中に規定してもらい、進めていきながら必要な助言であったり、解説であったり、課題であったりを提供する、いわゆるラボスタイルというのを確立していこうというのが今の原型になっているわけです。

○ 最後に(まとめ)

私たちはしっかりと自分の手で学習を進める、その中で必要なことは丁寧に説明し、演習を積んでもらって自分のものにしてもらいたい、そして、帰ったら今日の勉強は全部やってきたぞと言える、そういう環境の提供で成績への反映はもちろん、希望の進路の獲得だとか、一方でご家庭の負担軽減(これについては次ぐらいに)も実現できるような、そういう環境構築を行なっています。