大学受験kawaiラボの開校6周年に寄せて

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。今日,2025年3月22日は大学受験kawaiラボの開校6周年の日です。2019年の同じ日に高石市羽衣の地でスタートし,6年目を迎えるとともに大阪市鶴見区緑で鶴見校を学習塾SeeDさま(https://www.seed-education.info)との共同運営の校舎で開始して,そして今日の6周年を迎えることができました。経営の才覚に優れているとはお世辞にも言えない河井が日聞いて,しかもコロナ禍を経てなお潰れずに済んだのはひとえに皆さまのご理解・護教録・ご支援・そして寛大なお気持ちで関わってくださったことにあるかと思います。ここに改めて,厚く御礼申し上げます。

さて,6周年を迎え,改めて大学受験kawaiラボについてつらつらと書いてみたいと思います。いい塾さがしドットコムさまのインタビュー記事の内容とも重複するところがあるかもしれませんが,ちょっとした回顧録的にご覧いただければ幸いです。

大学受験kawaiラボを始めるまで

さて,大学受験kawaiラボを開校して6年になりますが,有機化学,錯体化学の周辺の研究をして大学院博士課程を修了して博士(理学)の学位をなんとか取ることができ,大阪のベンチャーに就職しました。今思えば気の迷いとも言えるかもしれませんが,リーマンショックの前のイケイケムードの中で終活をし,威勢のいいところ,そして色々任せてもらえそうということで選んだ就職でした(他にも家庭の諸事情もありますが)。でも入社はリーマンショックの後でそれはそれは言ってることと違うことになってしまったのはやむを得ないところ,それでも1年目,2年目では提案しても任せてもらえないことを経験できたのは非常に大きかったかなと思っていますし,最後はある意味喧嘩別れっぽくなってしまったのですが,多種多様な経験をさせてもらったこの会社のことは嫌いじゃないですし,感謝しています。

その後,立ち上げようとしていた共同研究の続きをやるかたちで大学の博士研究員として無理においてもらい,そんな存在に人件費なんてあるわけもなく(指導教官からは京都に帰ってこい,PDとして雇ってやると言ってくれたのを袖にしてそこにいた),無収入はまずいぞというところから始めた塾の非常勤講師生活でした。たまたま1番最初に連絡をくれた先生の教室で働くことになり,大学受験に詳しい人もそういないことから任されるようになり,その教室も開校1年目だったのですが,1年目から阪大の看護の実績がでて,そこからその教室の大学受験が増えて,という中で3年を過ごしました。3年目,いよいよ体にガタが来たこと,3年で自身の研究者としての無から有を生み出す才能の無さ,実家に迷惑をかけ続けるのをやめようと決めたことなどがあり,PD生活に別れを告げてその塾で正社員になったわけです。そこではその教室の分校での大学受験を任せてもらい,儲ける才能は全くなかったのですが,大学受験中心に支持頂いて教室をすることができていました。その中で「その働き方は会社員のものじゃない,独立すべきだ」というお話からちょっとした出来心で退職し,フリーランスの道を歩み始めたのです。

フリーランスとして1年,まずまず色々あったのですが,(中略)で大学受験kawaiラボを開校することにしたわけです。集団指導も個別指導も経験し,しれっとシステムを自分色に改造したこともあったりしたのですが,決まった枠だけ見ればいいでも難しい,集団授業で知識やノウハウを与えることが中心でもまだ足りない,もっと自在な形でありたい,そこにはアウトプット中心の学習を軸に据えていくべきだ,とかいろいろあり,個別指導塾にいた形をより進化させた(つもり)の集団個別指導スタイルに行き着きました。個別指導塾にいたころは建前としての時間割ぐらいはあったのですが,それも無くして,本当に自由度を名いっぱい上げた形でスタートさせたわけです。

大学受験kawaiラボに思うこと

大学受験kawaiラボは集団個別指導という,あまり聞きなれない方式を採用しています。通い放題などともいうことがあるのですが,最近は「河井をはじめ教室の場所・リソースを自由に使えるサブスクリプション」と申し上げることが多いです。たぶん,サブスクって言いたいだけです笑

高校生は中学生,特に公立中学生と違い,学校ごとにカリキュラムも授業編成も進度も違うというところがあります。その条件で小さな塾が足並みが揃うように集団授業など組むことがそもそも難しいというのがありますけど,それ以上にその条件で各自の学校の内容をきちんとすることから受験の基礎へ,そして目標達成に向かっていくにあたり,状況もひとりひとりの特性も違う中で一様にやることへのアンチテーゼ,また,規律や緊張感による管理的なやり方へのアンチテーゼもあり,究極の自由度とゆったりまったりを文化とする空間を作る形にしたわけです。厳しくする,管理する,というのは僕自身は一種の流行とは思うのですが(なんなら鬼管理を謳う塾もありますものね),学問としてそれは違うと思っているというのがあります。受験勉強の時も僕の勉強は自分の好きを追求しただけですし(流石に極端すぎたとは思いますが苦笑),京都大学でもカリキュラムに縛られない自由に学べる環境でいろいろやってみたことが自分自身の学問観を形作っていること,そういったことから自由と目標達成とをいかに両立するかを思った次第です。

もちろん,厳しくする,管理で縛りつければこれまでの卒業生でももっと成果は出たかもしれません。ですが専門に選んだ分野を今ほど好きでいてくれたか,大学院進学を考えてまで学んでくれただろうか,と思うと,単純な受験の成果だけではない,学問観の形成に良い影響を与えてきたと信じたい気持ちであります。また,厳しい塾,しっかりと管理して縛ってでも引っ張る塾は僕じゃなくても存在するわけで,まったりゆったりを塾の方針とする塾はまぁ知らないので,これが僕のらしさになるのかと思っています。そういう厳しいとか鬼管理みたいな塾が合わない,あとは河井のもつ専門性への期待もあるかな,そう言った人たちが集い,6年間をともにしてきてくれたのではないかと思いますし,今後もこの在り方を追求していければと思います。

7年目に入る大学受験kawaiラボについて

7年目も大学受験kawaiラボは羽衣校,鶴見校,オンラインの3つの動きでやっていきます。鶴見校は先述した学習塾SeeDさまと共同運営しながら,羽衣校は同じ高石市の個別指導塾 黎明館さまと中学受験・高校受験からの大学受験への連携を目指しながら,また,オンラインについては東京のα–HELIXさまと医学部をはじめとしたリケジョの養成につながるような連携を模索しながら取り組んで参ります。河井を筆頭に高い理系の専門性をもつ大学受験kawaiラボが他の塾とシナジーを産めるのではないか,より草の根や地域の活性化に繋げていけるのではないかと考え,その方法論も模索していきたいと思います。また,隠しておいても仕方ないので公表しますが,河井個人としても朝に5年ぶりに予備校講師に復帰します。家庭の事情もあるのですが,もうひとつには特にゴールデンタイムに大学受験kawaiラボに集中しやすい条件を確保する目的,そして自らの指導の幅と経験を広げること,そう言った趣旨です。したがって,オンライン授業は早い時間帯(17:00スタートまで),土日の一部,もしくは夜間帯(22:00以降)が中心にさせて頂きたいと考えています。ちょっとこれまでとフォーメーションも違う影響もあるからですが,何卒ご容赦いただければ幸いです。

以上のような変化,新しい動き,そういった要素を加えながら7年目,大学受験kawaiラボは新しいステージへと進んでいきたいと思います。つきましては皆さまのご理解・ご協力をまたご指導・ご鞭撻を頂ければありがたい限りです。そして,大学受験kawaiラボの紹介も合わせてお願いできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○大学受験kawaiラボのLINE公式アカウントはこちらから

大学受験kawaiラボへのお問い合わせはこちらからも

2025年度大学受験kawaiラボ生徒募集について(再掲)

さて,大学受験のことにすっかりかまけて(なんせインスタもショート動画もそれどころではなく,苦笑)新年度募集の告知を,オンラインの分だけそっと上げただけで終わっていたのですが,塾の存亡に関わる新年度募集についてお知らせさせていただければ幸いです。

大学受験kawaiラボ羽衣校・鶴見校募集要項

大学受験kawaiラボは集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームLINE公式アカウントからお願い致します。

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:26,400円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):44,000円
夏季授業料(7月):66,000円
冬季+直前対策授業料(12月):77,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:26,400円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):16,500円
夏季授業料(7月):44,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:26,400円(3月〜,中途入塾の場合月割り)

大学受験kawaiラボ 羽衣校:南海本線羽衣駅(急行止まります)・JR羽衣線東羽衣駅近く
(高校受験・中学受験については連携している黎明館さまhttps://reimeik-mahoro.jimdoweb.com/にお問い合わせください。中学受験は大学受験kawaiラボは非対応,高校入試は黎明館さまの方が上手です。高校数学に取り組む中高一貫生は大学受験kawaiラボへ。)

大学受験kawaiラボ 鶴見校:地下鉄今里線新森古市駅から,もしくは地下鉄鶴見緑地線今福鶴見駅から
(こちらは高校生(高校数学に取り組む中高一貫生)のみの募集で,中学生は連携している学習塾SeeDさま(https://www.seed-education.info/)にお問い合わせください。)

大学受験kawaiラボ オンライン指導のご案内

現役生については学校のスケジュールと、教室での対面指導の運営の事情がありますので、極めて限定的な枠組みでのご案内となります。ですので、今年受験生になる方や高1・高2の方、その保護者さまにおかれましてはお早めのご検討やご相談をお願いしたいと思います。

大学受験kawaiラボのオンライン授業は1:1での授業で、課題・質問についてはSlackまたはLINEを用いて無制限で対応しています。河井担当は化学、数学、物理、他に生物や英語の対応も行なっています。

今年度は河井担当であればできれば22時スタートで設定させてもらえればと考えています(水曜日は鶴見校出講のため不可)。もしくは平日午前〜昼間(通信制・浪人生の方)、16時〜などの早い時間、日曜日午前中の中からオンラインに提供することは可能かと思います。河井担当分以外については担当講師と要相談とさせてください。このようなスケジューリングのため、特に現役生にとっては確保できる枠が限られてしまうと思いますので、ご検討中の方は早々にお知らせ頂ければと思います。

<大学受験kawaiラボオンライン個別指導 開講要項>
開講時間:河井担当分は夕方16時スタート・夜22時スタート希望、日曜午前
     平日午前〜昼ごろ(浪人生・通信) 河井担当分、他講師担当分含め要相談
対応科目:化学、数学、物理(河井担当)/生物、英語
使用機器:zoom、質問のやりとりなどにSlackもしくはLINE
費用:月4回(5週目についてはご相談ください)で
   週1回 44,000円、週2回 83,600円、週3回 118,000円、週4回 149,600円 (いずれも税込)
   添削指導のみの場合は
   1科目 22,000円、2科目 41,800円、3科目 59,400円、4科目74,800円(いずれも税込)
   別途入塾金16,500円(紹介の場合は5,500円引き)、年間維持費26,400円がかかります。(税込)
   長期休暇時/直前対策時は1回9,900円で追加を設定できます。(回数、日時要相談)
   (申し訳ありませんが2025年度より価格改定をさせて頂いています。)


Contact: 大学受験kawaiラボお問い合わせフォーム

大学受験kawaiラボのお問い合わせフォーム(臨時版)です。

この度は大学受験kawaiラボをご検討いただきありがとうございます。大学受験kawaiラボへはこちらからお問い合わせよろしくお願い致します。24時間以内に返信がない場合はシステムエラーを起こしている可能性が多いので,改めてご入力頂くか,mail@kawai-lab.co.jp へのメールまたはお電話(090-7550-9350)を頂戴できれば幸いです。


大学受験kawaiラボのここまでの合格実績のご報告と新年度募集について

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。大学受験も前期までの合格発表を終えました。羽衣校は国公立医学部医学科2名や大阪大学2名などの合格があり,また,鶴見校は開校1年目での国公立大合格,また1期生全員の進路確定ををいたしました。この結果に対し,微力ながらも私たちの取り組みが寄与できたのであれば幸いに思います。

 

2025年大学受験雑感

共通テストについても一般などについてもまた改めて記事にしたいとは思うのですが,いくつか大雑把ながら観測したこと,思ったことについてコメントしておきます。

共通テストについて

新課程1年目ということもあり,どうなることやら…と思いながらの共通テストでした。大学受験kawaiラボからは80%を超える生徒が6人も出ましたが,文理問わず英語・国語・社会のスコアの安定が大きく寄与している様子で,数学IIBCも安定,IAや理科で耐えるという構図になったように思います。数学IAのIIBCに対する取りにくさは前過程からもあったのですが,今回も割に多く見られた形です。併せて,理科がかなりとりにくく,とりわけ化学はもはや見捨てた方が手っ取り早いかも,と言いたくなるほどの手強さになり,理系科目優位で点数を作ることが困難になりました。全体として,極めて言語能力勝負に近い形になっていると感じられます。

今回,英国(社会は良かったり悪かったり)で文系科目の点数が優位のため,そして数学が荒れなかった,物理と生物の平均が近寄った(化学は(笑)としかいえないが不平等感は少ないか),情報が初回だったということもあって,いわゆるボーダーは上がった感じが特に文系では顕著に感じられました。そういった意味では文系受難の受験になったところはあるな,と感じます。

2次・私大入試について

国公立2次試験で新課程になったからか,共通テストの化学が荒ぶり続けているせいか,化学の難化というか,キモ化というか,そういったところが散見されるようです。ようです,というのも終わってからも後期対策のことを考えていたり,また,生徒の前で批評したくないというのもあって,あんまりじっくり見ていないというのがあります。理科と英数どちらか,がしっかり安定すると理科系受験は割と繋がってくる印象は相変わらず,医学部でも問題の難易度が上がるとやはりその傾向は高い水準でのことですが顕著に表れたと感じます。

明日で後期入試も終わり,あとは私大後期と国公立後期の合格発表を待ちながら,新年度,大学受験kawaiラボに参画してくれる方々を迎えることをしつつ,共通テストの問題や2次・私大の問題や情勢について検証もしていきたいと思います。

2025年度大学受験kawaiラボ生徒募集について

さて,大学受験のことにすっかりかまけて(なんせインスタもショート動画もそれどころではなく,苦笑)新年度募集の告知を,オンラインの分だけそっと上げただけで終わっていたのですが,塾の存亡に関わる新年度募集についてお知らせさせていただければ幸いです。

大学受験kawaiラボ羽衣校・鶴見校募集要項

大学受験kawaiラボは集団個別指導という形態をとっています。各自がやるべきことに取り組みつつ,必要に応じてフォローや講義形式を交えながら学習を進行させていきます。週回数や科目数の授業料でないのですが,学習環境とサポートのサブスクリプションのようなもの,とお考えいただくと比較的分かりやすいかと思います。

以下に諸費用を記載しますので,ご検討頂き,ぜひ一度大学受験kawaiラボでお話からさせてください。お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームLINE公式アカウントからお願い致します。

<高3・浪人生>
授業料月額:55,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:26,400円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):44,000円
夏季授業料(7月):66,000円
冬季+直前対策授業料(12月):77,000円(上記3つは通常授業料に上乗せ)

<高1・2>
授業料月額:44,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:26,400円(3月〜,中途入塾の場合月割り)
春季授業料(3月):16,500円
夏季授業料(7月):44,000円(上記2つは通常授業料に上乗せ)

<中学生>
授業料月額:33,000円
入塾金:16,500円(紹介の方は5,500円引き)
年間維持費:26,400円(3月〜,中途入塾の場合月割り)

大学受験kawaiラボ 羽衣校:南海本線羽衣駅(急行止まります)・JR羽衣線東羽衣駅近く
(高校受験・中学受験については連携している黎明館さまhttps://reimeik-mahoro.jimdoweb.com/にお問い合わせください。中学受験は大学受験kawaiラボは非対応,高校入試は黎明館さまの方が上手です。高校数学に取り組む中高一貫生は大学受験kawaiラボへ。)

大学受験kawaiラボ 鶴見校:地下鉄今里線新森古市駅から,もしくは地下鉄鶴見緑地線今福鶴見駅から
(こちらは高校生(高校数学に取り組む中高一貫生)のみの募集で,中学生は連携している学習塾SeeDさま(https://www.seed-education.info/)にお問い合わせください。)

大学受験kawaiラボ オンライン指導のご案内

現役生については学校のスケジュールと、教室での対面指導の運営の事情がありますので、極めて限定的な枠組みでのご案内となります。ですので、今年受験生になる方や高1・高2の方、その保護者さまにおかれましてはお早めのご検討やご相談をお願いしたいと思います。

大学受験kawaiラボのオンライン授業は1:1での授業で、課題・質問についてはSlackまたはLINEを用いて無制限で対応しています。河井担当は化学、数学、物理、他に生物や英語の対応も行なっています。

今年度は河井担当であればできれば22時スタートで設定させてもらえればと考えています(水曜日は鶴見校出講のため不可)。もしくは平日午前〜昼間(通信制・浪人生の方)、16時〜などの早い時間、日曜日午前中の中からオンラインに提供することは可能かと思います。河井担当分以外については担当講師と要相談とさせてください。このようなスケジューリングのため、特に現役生にとっては確保できる枠が限られてしまうと思いますので、ご検討中の方は早々にお知らせ頂ければと思います。

<大学受験kawaiラボオンライン個別指導 開講要項>
開講時間:河井担当分は夕方16時スタート・夜22時スタート希望、日曜午前
     平日午前〜昼ごろ(浪人生・通信) 河井担当分、他講師担当分含め要相談
対応科目:化学、数学、物理(河井担当)/生物、英語
使用機器:zoom、質問のやりとりなどにSlackもしくはLINE
費用:月4回(5週目についてはご相談ください)で
   週1回 44,000円、週2回 83,600円、週3回 118,000円、週4回 149,600円 (いずれも税込)
   添削指導のみの場合は
   1科目 22,000円、2科目 41,800円、3科目 59,400円、4科目74,800円(いずれも税込)
   別途入塾金16,500円(紹介の場合は5,500円引き)、年間維持費26,400円がかかります。(税込)
   長期休暇時/直前対策時は1回9,900円で追加を設定できます。(回数、日時要相談)
   (申し訳ありませんが2025年度より価格改定をさせて頂いています。)


2025年2月26日時点での大学受験合格実績について

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。今日で前期の国公立大学2次試験が終了しました。
ここまでの私立大学の合格状況をご報告いたします。今季1期生となった鶴見校でも同志社大学,大阪医科薬科大学,京都薬科大学への合格をいただくことがすでにでき,1年目としては上々の滑り出しではないかと思います。

私たちは決して大きなサイズの塾ではなく,また,厳しい管理教育だとか強制力とはむしろ真逆の,自分自身のすべきことをする,自分の行きたいところ,やりたいことのために学習をする,というところに私たちがサポートをする形でやってきて,勝ち取ってきてくれた成果です。決して強い言葉で煽る,駆り立てるようなことなく,地道な積み重ねの結果だと思います。

まだこれから国公立前期の発表,私立後期,国公立後期と続きますので,また良い報告ができればと思います。

中高生,保護者の方におかれましては,大学受験kawaiラボの対応力の幅を示す材料として,この合格実績をご覧いただき,大学受験kawaiラボでの学習をご検討頂ければ幸いです。お問い合わせは
https://kawai-lab.co.jp/contact.html からお願いいたします。

早稲田大学人間科学部
同志社大学理工学部・経済学部
立命館大学情報学部・理工学部・生命科学部
関西大学システム理工学部
関西学院大学生命環境学部・理学部
青山学院大総合文化政策学部
明治大学文学部
立教大学文学部・現代心理学部
近畿大学文芸学部
甲南大学フロンティアサイエンス学部
京都薬科大学薬学部
大阪医科薬科大学薬学部
関西医科大学リハビリテーション学部
大阪工業大学情報科学部
名城大学農学部
芝浦工業大学工学部
日本大学松戸歯学部
立命館アジア・太平洋大学国際経営学部
兵庫医科大学薬学部
武庫川女子大学文学部・薬学部
京都女子大学発達教育学部
甲南女子大学教育学部
福岡大学人文学部
北海道医療大学歯学部
大阪大谷大学薬学部・人間社会学部
千里金蘭大学看護学部
大阪体育大学スポーツ科学部


【高石市/堺市西区/大阪市鶴見区/城東区/旭区|塾】新年度のご挨拶【大学受験kawaiラボブログ】

大学受験kawaiラボの河井です。新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2024年度も大学受験kawaiラボの取り組みについて,皆様のご理解とご協力を頂きありがとうございました。大学入試も佳境になっている中でお正月感を出すのもご意見があるかもしれませんが,季節感を失うのもどうかな,とも思いますのでご容赦の程を。

2024年は春から鶴見校の開校やオンライン医専への参画といった新しいこともしつつ,羽衣校や自前のオンラインでの活動,大学生の院試対策の指導もも行っています。ちょっと小さな塾にしては手を広げ過ぎたかな,とも思わないわけでもありませんが,皆様のご理解とスタッフの支えによってなんとかやってこれたかと思います。社会的にもですが,弊塾としても6年になり1巡2巡してこれから変化が起こる時期ではありますが,私どもがお役に立てる領域でより力を発揮していければと思います。

最近はInstagramやX(旧Twitter)での板書投稿で雰囲気をお伝えすること,年末少しサボっていましたがYouTubeのショート動画やTikTokへの投稿を通じて認知を高めることも始めました。インタビュー記事の掲載もですが,チラシなどの紙媒体の限界を感じたというのが主な理由ですが,これも時代の流れなのかと思います。発信というのは私が苦手にしている分野ではありますが,塾が商業的に存立してこそお役に立てるというところもあるので,拡散も含めてご協力頂ければ幸いでございます。

新年度を前に,少し早くスタートを切っていきたい,また,苦戦している状況を打破したいと考えている高校生,中高一貫生に是非お問合せ頂き,お話をさせていただければと思います。また,お知り合いの方でそういった塾をお探しの方にご紹介頂ければ大変ありがたく存じます。どうぞ宜しくお願いいたします。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。👉 https://kawai-lab.co.jp/contact.html

2025年度もひとりひとりの課題や目標にコミットしながら,ひとりでも多くの方のお役に立てれば幸いでございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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「いい塾探しドットコム」さま、週刊大阪日日新聞さまに掲載されました!

大学受験kawaiラボの河井です。気付けばすっかり寒くなりました。半月前ぐらいまで冷房とか言っていたような気がするのですが…。最近はノドがやられる風邪、しかも聴診器では音が綺麗で炎症がわからないようなタイプが流行っているようですね。咳だけ延々と続くような…。くれぐれも皆さま、お気をつけくださいませ…。

さて、最近いくつかメディアに取り上げて頂いたのと、主にMEO対策の観点からSNS発信を進めております。塾というのは皆さまに知って頂いて来て頂いて初めてお役に立てるものですので、チラシなど紙媒体が弱くなってしまっている現在、Googleや Yahoo!での検索、皆さまのご紹介というリアルな繋がりに加えて、ネット上での露出による認知が重要になって来ており、メールやLINE公式アカウントでのお問い合わせなどお声を受け取る方法も揃えていく必要があるこの頃です。そういった意味で、いろいろ目に留まる機会はご用意させて頂いたかと思います。

大学受験kawaiラボの関連ネット媒体(多っ!)

現在、ネット媒体については以下の掲載となっています。思っているよりいっぱい持ってますね…苦笑
役に立てられているのかしら…。

公式ホームページ(このサイト)
https://www.kawai-lab.co.jp
ランディングページ(MEO対策サイト、AIがまとめ記事書いたりインスタが転送されたりしています)
https://kawai-lab.jp
Google My Business
(羽衣校) https://g.co/kgs/LSaby9r
(鶴見校) https://g.co/kgs/4xjz2JN
Yahoo!マップ
(羽衣校) https://map.yahoo.co.jp/v2/place/B4Klswm6ED6
(鶴見校) https://map.yahoo.co.jp/v2/place/6Uo3YA7XaY2
ジュクサガス
(羽衣校) https://jyukusagasu.com/brand/detail/759237
(鶴見校) https://jyukusagasu.com/brand/detail/847566
LINE公式アカウント
https://lin.ee/6sTn3A3
X (旧Twitter)
(公式) https://x.com/kawai_lab?s=21&t=MBD7tSMkXop1AbARBmTziQ
(河井個人) https://x.com/masahirokawai?s=21&t=MBD7tSMkXop1AbARBmTziQ
Facebook
https://m.facebook.com/daigakujukenkawailab
Instagram
https://www.instagram.com/kawai_lab?igsh=MTkwejhubmNvNmF3Yg%3D%3D&utm_source=qr
YouTube
https://youtube.com/@kawai5092?si=bEHUVoEpap4G4s2b
Tiktok

11月25日にいい塾探しドットコムさまの「#個人塾の先生紹介企画」にインタビュー記事が掲載されました!

いい塾探しドットコムさま(https://www.e-jukusagashi.com/)が年内に50件を、で集中企画として実施されている「#個人塾の先生紹介企画」からインタビュー取材を受けさせて頂き、その内容を記事として掲載して頂きました!

https://www.e-jukusagashi.com/column/kawai-labo

個人的にはあまり前に出たくないというか、露出はしたくない性質の人間なので、TwitterやHPでも信用のために顔写真載せてますが、本来写真1枚残したくない人ですので、こんなに自分の姿が出る記事が世に出る事態をOKするなんて…、というのが実感です。思っているよりいっぱいいろんなこと言ってるな…、結構本音で喋っているので、ご笑覧頂ければ幸いです。

11月9日 週刊大阪日日新聞さまの「記者のネタ帳」コーナーに掲載されました!

こちらは学習塾SeeDさんと連携して運営している鶴見校を取材いただき、記事を掲載して頂きました。めったにキャンペーンなんてしないのですが、新聞なので調子よくキャンペーンやってしまってます笑
大阪市鶴見区で大阪メトロ今里筋線の新森古市駅と鶴見緑地線の今福鶴見駅の間に位置しています。お近くで大学受験の塾をお探しの方はぜひお声がけくださいませ。

YouTubeとTiktok掲載動画/Instagramの写真について

43歳のむさいおっさんが踊ったりとかする動画なんて誰も望みはしないので笑、不細工かもしれないけどただ黙って基本的な問題(だって3分のショートに収まらないから!笑)を解いています。定期テストに出るかも、ぐらいの小ネタで、そこまで日頃の根幹をオープンにしているわけでもないし、というわけで発信をしています。YouTubeもTikTokも同じ動画ですが、YouTubeは音を入れていません(入れ方がわからないという方が正確)。TikTokはアプリ上てつけられる音楽をつけています。内容とは一切関係なく、ただただ河井の推しの音楽が貼っていますので、お勉強には不向きな音楽で、ただただ河井の趣味がわかるという特典だけがあります笑

Instagramは普段の板書を貼っています。情報量は多めなのですが、板書だけではそんなに成立するとも思っていないのと、これくらい聞かれることには丁寧にやっているという証拠として上げ続けています。割と見て頂けているみたいなのですが、そんなに面白いとかありますか?よかったら感想を聞かせてください。

2025年度に向けて

世情も入試事情も変わりゆくあるなか、2025年度からは郵送からライン公式アカウントからの書類配信など若干の変更を伴う予定です。現在お通いの方には年内に決定した内容についてはお知らせ致します。公開はその後にさせて頂きます。


高1の文理選択を数学だけに振り回されないために

大学受験kawaiラボの河井です。やっと30 ºCを下回る日が増えてきました。まだ普通に残暑なのですが,このぐらいでも秋になった感じがしてしまいますね。いやいや,まだまだビールが美味しいんだから夏ですよ,っていうのが本当なのかもしれません笑

さて,今回はまもなく文理選択を向かえる高1についてのお話です。文理選択は大きな問題で,この選択を以降で覆すことになるとそれはそれは大変な事態ではあるわけです。その前に一度立ち止まって考えてもらえればいいかと思います。

「文理選択は数学の出来で決めるもの」という風説について

よく「数学ができないから文系にしろ」という進路指導がなされるとはよく聞く話です。はたして,本当にそれでいいのか?というところと,数学に心を揺らされすぎないということを考えていきたいと思うわけです。

さて,理系なら数学ができたほうがいい,はまずまず真であると言って良いでしょう。では,数学がさほど得意でなかったら理系は無理だ,というのは真なのか?ということです。何故か数学が理系の必須の教養だ,というぐらいに言われているわけですが,実のところ,僕の研究者生活で微積を使ったのは電気化学の特許に関与した1件のみなのでした…。もちろん,分子構造予想などの計算には数学が使われていますし,その勉強の時には数学を利用していたこともあるのですが,実際,コンピュータに計算させるとなると,自分で計算しないので,僕のいた分野だとこういうことも起きうるわけです。数学ができないと理系の全ての分野ができない,という言い方に懐疑的なのはこういう理由によるわけです。(もちろん,理論物理など数学ができないとどうしようもない分野もありますよ!)

数学が苦手な医学部生に聞いたことがあります。入った時と教養の1年目については数学で大変苦労したけど,以降は数学は全く関らず,知識を蓄積する勉強で,そこからは取り組みやすかった,という話です。逆に数学物理で押し切る,暗記嫌いのタイプの方が医学部の後半や国家試験で苦労する,という話も聞きます。

ですので,一口に理系に行きたい,と言っても理系でどういったことに携わりたいかで随分と事情が違うわけです。その辺を考えずに数学ができるから,できないから,という議論をすること自体に意味がないとは思いませんか?

文系選択しようとしている人へー英国社は好きですか?

さて,将来的な専門性のこともさることながら,選択したら系統特有の勉強が付きまとうのが文理とも同じことではあります。数学できないし…,といって文系選択した人が思っている以上に苦労するのが社会科ですね。社会科の知識の蓄積が思ったより苦手,英語のイディオムや古典の単語なども知識の蓄積です。こういったところから逃れられないのが文系です。地域や学科によっては日本史か世界史がないと受験できない,といったケースもあり,社会よりは数学では受けられない学校が多発する,といったこともあるわけです。

つまり,数学ができてないから文系,と言われて漠然と文系を選んだら,より苦手なものが目の前に立ちはだかる,ということが起こりうるわけです。英国数の私立文系でない限り,社会科から逃れる方法はゼロです。社会科はともかく,英国の知識勝負,そしてそこが欠けている人から脱落する仕組みからは決して逃れることはできません。

理系選択しようとしている人へー数学「か」理科は好きですか?

一方,理系の人にとって,数学も理科も好き,というのが一番望ましいですし,英国社(国社は共テだけですが)の知識の蓄積もできてほしいのは山々ですが,まずは数学「か」理科のどちらかが好きで,しっかりと押せる状態であってほしいと思います。英国社はどちらかといえば知識不足だと脱落するタイプのテストだと考えていますが,点差が出る数学理科はやり込み度で随分と差がつきます。数学が得意だと一気に物事が動いてしまう,というのもそういった理由によるでしょう。僕自身,正直なところ,高校時代は数学と化学におんぶに抱っこ,後は大したことない(むしろ劣等生側)のまま,大学生になっているので,強みが強みになるときというのは1番よく知っている側だと考えています。この仕事をしてからも,結構な人数の人がその強みを活かして進路を勝ち取っていった姿を見ています。

数学に苦労している人でも,理科は頑張り方次第で大きな成果を得ることができる科目群です。どうしても世間的に「英数の勉強優先,理社は最後でいい」という風潮があるためか,理系に対しても理科の勉強をさせたがらない指導が結構多く聞かれます。理科がしっかりすれば,理系数学だと微積,複素数平面,ベクトル,確率をしっかりさせると随分状況が変えられるのに,も関らずです。せっかく理科で周りが出遅れてくれているのですから,理科を逆転の手にしないのは勿体無いと思いますよ。→「理系の理科(化学・物理・生物)を大学受験の勝負手にする!ー原理原則知識の掌握と問題解決力の養成」

「数学だけ」で文理を決めないために,今から手を打っておきませんか?

さて,数学が,ということだけで進路を決める問題点についてお話ししてきましたが,国公立だと共通テストと多くの場合で文系でも2次試験に数学が必要となりますし,私立でも数学と社会の選択の余地があります。また,理系でも数学を足を引っ張りすぎない,まで持ち込めば十分に頑張れることもあることはすでに述べたとおりです。数学と上手に付き合うことが自分の進路選択の自由度の担保になるのです。

高1のこの時期は絶対値の場合分け,2次関数の文字定数の取り扱いと場合分け,2次方程式の解の配置や2次不等式の問題といったあたりで数学に対する自信のぐらつきやこれまでとの違いで苦しむ時期でもあります。その時期の文理選択であるが故に,数学に文理選択の鍵を握られてしまっているといっても過言ではないでしょう。

そういったところをカバーし,数学「だけに」進路選択や勉強の設計のバランスの鍵を握られないためにも,数学に苦戦する兆候を感じたところで専門の力を利用してほしいと思います。大学受験kawaiラボでは数学や理科については特に高い専門性をもっていますし,全体バランスに対する考え方やフォローアップにも取り組んでいます。すぐの通塾,というだけでなく,進路のこと,文理選択のこと,勉強のバランス,一度お話しさせていただけると幸いです。→お問い合わせはこちらから

好きで選ぶと嫌いを除くの話

最後に,「やりたいことをしよう」というお話についてです。僕もこれに対して異論はもちろんないわけですが,やりたいことがそんなにすぐに決まるわけない!というのは往々にしてあります。でも文理選択は迫っているし…,という事情もあります。そういったときに「絶対にやりたくないこと」を削っていく方法もあります。大きな枠組みでそこまで絞ってあれば,選択肢もある程度の範囲に収まっていますし,受験科目的にも大きな変更は必要ないことが多いです。この方法もある程度有効に使えると思いますよ。

僕自身も自分の進路選択,職業選択,そういったところはやりたいことからスタートした,というよりは「できることをやる」ことからスタートしている部分があります。やりたいことは全部転けてきた,最後に残ったのができることを提供する今の仕事,というところがあります。ポスドク時代に本格的に職業として始めて,思っていた以上に性に合っていたようです。没理想の極み,と言われればそれまでですが,できることをやることで生活の糧としての業にできる部分は少なからずある,ということを申し添えておきます。


高2の秋は試練の秋ーここからギアを上げて受験に向かおう(できれば大学受験kawaiラボで)

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。羽衣校と鶴見校,人生で初めての2校舎,それにオンライン。慣れないことでてんやわんやです。皆さまにはご心配並びにご迷惑をお掛けしているかもしれませんが,どうぞご理解とご協力の程,よろしくお願い申し上げます。

さて,一時よりは涼しくなりましたが,それでもまだ30 ºC近くあり,また週末あたりに残暑がぶり返すと聞いてうんざりしている今日この頃です。秋らしい秋,って今年は来るんですかねぇ…?ゴゴスマというワイドショーのお天気コーナーでは「猛残暑」なんて言葉も作られるぐらいですから,皆さまも体調にはくれぐれもお気を付けになってお過ごしくださいませ。

さて,今回取り上げるのは高2の秋についてです。秋らしくなくてもあくまでも秋なので,秋でいかせてください…。いや,そろそろ涼しくなって,お願い…。

高2の秋に訪れる危機

高2の秋にはどの科目も難易度が大きく上がってきます。高1の頃と比べて「サボっていないけど未消化のタスクが溜まる」という,これを僕は「高2ショック」と呼んでいるのですけど,これが起こってきます。最初にこれが露見するのはやはり数学でしょうか,1問あたりの処理量が大きくなり,ページ数が同じでもかかる時間が段違いになるために,サボっているつもりもないのに,なんなら勉強時間を増やしているのにタスク未消化が生まれてきます。これは早いと高2の1学期後半ごろ,図形と方程式や数列,三角関数を扱い始めたところに出てきます。これは高1でも2次関数が入り組み始めたところで感じられることもありますが,その場合,2年連続で同じような思いをすることになります。

理系の理科2科目に現れるしんどさ

理系の場合は数学に加えて,基礎から専門となった理科(多くの場合,化学+物理or生物の2科目)のしんどさが加算されていきます。高1では基礎3科目を2コマずつが多いのですが,それとは異質のしんどさです。基礎3科目は少量多品目のしんどさですが,専門2科目の大変さは基礎の内容を土台にさらに踏み込んでいく深さ,週3〜4コマあるための進行の速さと量,そしてこれは数学でもですが深化したことによるタスクにかかる時間的コストにその苦労が現れます。

この理科を巡る苦労を軽減するためには,数学では週単位でのワークの消化を高1から推奨しましたが,理科についても少なくとも週替わりの交互で内容のチェックやワークを進める,といった対応をとっておくべきです。本当はこちらも週単位で,と言いたいところですが,区切りの問題などもあるので,ひとまず交互,とさせてもらいました。少なくとも,単元がひとつ進む,大テーマがひとつ進む,といったタイミングでワークを消化していかないと,テスト前1週間や10日では途方もない量が残ってしまいますし,また,内容の進行についていけない,ということが起こってきますので,早々にやり方を変えていく必要があるでしょう。

文系の歴史を巡る通史と深掘りの兼ね合い

文系の人たちには,コース分けがされると数学の進度には若干の配慮があるため,少し負担感が緩和されるかもしれません。その一方で,社会科を2つ,探究レベルもしくは公民2つの組み合わせまでやっていかないといけません。これは旧課程では4単位社会+2単位社会でもよかった層の人たちにとっては劇的な変化です(地理総合,歴史総合,公共から2つもありますが,分量的には変わらないでしょう)。多くの人が日本史か世界史の一方と,公民か地理(公共政経が1番多いか)のどちらかの組み合わせに取り組む形でコースが進むことになります。

国公立を軸とする場合,社会科については多くの人が共通テストに使う,ということが主軸になるでしょう。社会の記述がある人は並行して深掘りについてやっていくことになります。一方で,私立で社会科を使う人は学校によって難易度,いわゆるマニア度が大きく変わってきます。上位レベルでは資料集の注まで,と言われるほどの博覧強記を目指していくことになります。そうすると,通史に目処をつけた後にその深掘りや大学ごとの過去問研究にかける時間が相当量必要になります。特に歴史は学校ごとに傾向や癖が違うので,別々に対策をやっていく必要がありますので,その辺が理系の1番難しいセットが大は小を兼ねる形で勉強できるのとは大きく異なる点ですね。

社会科にかかる時間的コストを考えると,高2では英語と国語,特に古典の進捗が気になるところです。理系でももちろん同じように英語のことは言えるのですが,数学・理科の点差の広がりのため,その2軸をしっかり押さえることの優位性があります。一方で,文系の場合,社会科も英国も脱落する,という形での点差ははっきりと出ますが,勝ち切るという点差を出すのはなかなか難しいところがあります。したがって,どの科目も勝てる科目というより,負けない科目に育てないといけない,得意科目に頼ることが(数学以外では)できない,というのが文系の苦心です。そこを唯一,労力によってカバーすることになります。

高2ショックを超えて受験生になっていこう

この高2ショックを乗り越えるにはどうしても生活習慣だとか,勉強に取り組む姿勢やタイムテーブル,力の割り振りにメスを入れていかざるを得ません。量的な問題もつきまとうので,時間の整理整頓,タスクの割り振り方。必要であれば専門的な観点から指導・助言を受けること,また,家で勉強できるタイプかどうかによってその学習環境の確保も必要です。この段の前半の内容は多くの人に共通しますが,後半に挙げた部分は人によって随分と個人差がありますので,家でもよく話し合ってみることが必要だと思いますし,また,通う通わないとは別に,一度専門家と相談してみることも一つの方策かと思います。大学受験kawaiラボでも今後のやるべきこと,パワーバランスなどなど,個々人の現状と目標と個性に応じて考えていきますので,是非ご相談くださいませ。

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週刊大阪日日新聞さまに大学受験kawaiラボが掲載頂きました!

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。毎日いつまで35 ºCとか言ってるんだ,というぐらいの猛残暑(byゴゴスマの気象予報士の沢さん)で,正直しんどいというのが本音のところですが,皆さま体調を崩さずにお過ごしでしょうか…?2学期は学校行事が多い学校も多く,とても多忙になるところではありますが,上手に取り組んでいい2学期にして頂ければと思います。

さて,この度,鶴見区とその周辺地域の習い事の紹介の特集の中で,大学受験kawaiラボ鶴見校にも取材に来てくださり,掲載をして頂きました。掲載にあたり,ささやかにキャンペーンも行っていますので,またお知り合いの方にもお声がけ頂ければ幸いです。(お問い合わせはこちらから)

2学期は勉強も難しくなり,また,生活と勉強のバランスに苦慮する時期でもあります。そういった時期に学習時間や機会,フォローすることができる環境の確保をして頂き,上手に乗り切れるようにフォローしていきたく存じます。どうぞよろしくお願い致します。

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理系の理科(化学・物理・生物)を大学受験の勝負手にする!ー原理原則知識の掌握と問題解決力の養成

こんにちは,大学受験kawaiラボの河井です。先日,「固体の溶解度(再結晶)の問題について」に引き続き(っていうには間が空いているけど笑),この時期の高2理系化学で期末テスト範囲に入りやすい「気体の溶解度ーヘンリーの法則をめぐって」について書きました。少しでもテスト対策や受験対策のお役に立っていれば幸いです。元気があれば,溶液の性質についてもまた書いてみようと思います。

さて,今日の話題は理系の理科(化学・物理・生物)をめぐる問題についてです。もちろん理系の数学IIICにも通じる問題ではあるのですが,理科の方が全般的に授業コマ数が必要になりやすいこと,高2までの進行度が数学に比べて残りが多くなりがちなこと,そして英数を強調し過ぎと言うか,圧迫させ過ぎと言うか,とかく理科の進行度も習熟度も足りないと言うことが非常に多いわけです。その辺の問題点から理系の大学入試における理科の重要性,それに対する方策についてお話ししていきたいと思います。

高校生におこる理科の遅れや不足の原因

これには上述にもあるように,いくつかの原因がありますので,状況ごとに整理していきましょう。

授業の進行/教科書の終了が遅すぎる

1番多く聞かれる相談がこれですね。共通テスト1ヶ月程度手前になって初めて教科書の内容が終わる,という進行度で共通テスト対策もままならないだとか,私立薬学部の公募推薦に範囲が間に合わないだとか,そういった相談が多く持ち込まれます。教科書終了後は共通テスト対策のみで,2次・私大対策は共通テスト後に講座性授業などでやっと取り組む,もしくは授業と並行して重要問題集などの入試問題集を課題に出すのみ,という自体が多く起こります。

授業の一部を自習任せにしてしまう

特に化学で多いのですが,教科書の1章分(大きなまとまり全部)を各自で教科書を読んで取り組むこと,ということにしてされて,実際やってみるとうまくいかないという困りごとがよく持ち込まれます。化学だと無機化学の部分がこれに該当します。無機化学の問題は確かに知識に基づくものが多く,最終的には暗記がモノをいうとも言えますが,その根底には酸塩基反応,酸化還元反応,沈殿生成反応といったメカニズムや電子配置による理解を求めたい内容が多く含まれています。その理解が伴った上での暗記事項という立ち位置であるはずが,太字や重要な反応式を棒暗記すればよい,とされてしまうのは大事なところで点数にできない,という意味でもよくないと考えています。

英数の重要度を強調し過ぎてしまう

これは文系の社会科にも共通することなのですが,「理科(社会)は短期で仕上がるから今はやるな,英数だけやれ」という「指示」が出て理科(社会)が置き去りにさせられるという現象は多く起こります。旧旧課程ぐらいまでのセンターまでだとそういった部分は少なからずあったかもしれません(その代わり,センター後の2次・私大へのリハビリは大変でした…)。旧課程のセンターの頃から理科の範囲が全範囲化し,手間暇が多くなっていると感じていた中,共通テストではさらに読解力を伴わないといけない状況となりました。そのための準備期間はしっかり取るべきですし,うまくいかないときのマージンも必要であると考えますが,英数だけやれの余波は想像以上に大きいものとなっています。(なお,社会科,歴史科目に至ってもかつてのセンター試験ほど容易ではなくなってきていますので,やはり早期から手間をかけられるようにするべきだと思います。)

結果として起こること

結果,入試の手の動かし方について習熟する時間が不足するという状況が起こってきます。また,ある程度の入試の手の動かし方と文章による情報の把握と整理力が伴ってようやく共通テスト対策になるのですが,その時間も当然のように不足してしまうということが起こっています。共通テストで傾斜がなければ理科2科目と英語や数学2科目,国語と同じ200点分の配点があるわけですから,その点だけでも十分に重いモノだと思います。また,2次試験においても学科によっては英語より理科の方が配点が大きいだとか,そういった事情があります。例えば奈良女子大の理学部の化学生物環境学科だと2次試験が英語150点,数学150点,理科2科目で300点と理科が極めて大きなウェイトを占めており,理科の出来が生命線になる配点です。以前,共通テストが80点程度マイナスでしたが,理科と数学でしっかり点数を取って合格できた事例もあります。これは理科の重要度を物語ると同時に,いかに周囲の受験生が理科に手が回っていないか,そこを頑張ることに合格への鍵が埋まっていると考えることができるわけです。

理系の大学受験において,理科のウェイトはそれなりに大きいモノでありながら,多くの人が手が回りきっていないという現実があります。その一方で,数学という科目は1つの問いの配点が大きく,事故も起こりやすい。また,数学での行き詰まりの起こりやすさは英語や理科の比ではないほど起こりやすいです(越えられないモノではないとは思いますが,有限の時間の中では残念ながら苦しいことも実際あります)。それに対し,英語と数学は知識とノウハウの積み重ねで点数が伸びていくという面があります。大学受験kawaiラボでは数学に力を注ぎつつも,英語と理科で基礎点を作って手堅いスコア形成を目指していくことを推進しています。

理科について高校生ができる対処法

高校生はこのような事態に陥いることが想定されているときにできることはというと,

① 教科書や参考書で自分で取り組む
② 未修範囲をフォローしてくれる塾・予備校(できれば大学受験kawaiラボ!)で対策を組む

の2つです。結局,未修範囲のケアを夏休みもしっかり使ってやっておき,早々に入試演習に進んでいく,という手段以外ないわけです。学校既習でないと対応が難しいと言われることもあるので,塾・予備校にお願いする場合は事前にしっかり相談してください。

大学受験kawaiラボが高校生の理科に対してできること

大学受験kawaiラボでは未修の範囲を進める場合には個別に講義的なことをして,それから学校ワークレベル,入試演習レベルと演習を進めてもらうようにしています。ホワイトボードを使ってしっかり説明して取り組んでもらうので,無理なく問題演習へと入っていけるようにしています。これは数学などでも同じ対応をしています。

また,浪人生などでも問題演習がおぼつかない,だとか,基礎知識があやふやで,ということであれば,個別に対応していますので,ぜひご相談ください。

オープンチャット「大学受験情報・科目相談センターproduced by大学受験kawaiラボ」開設のお知らせ

大学受験kawaiラボが流行りに乗っかってオープンチャットを開設しました。英語については英真研さまに参画頂いて,より専門的なお答えができるようになっています。まだまだ気楽に質問できる人数(笑)なので,ぜひ登録お願い致します。

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