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2020年度生徒募集のお知らせ

ご無沙汰しています。大学受験kawaiラボの河井です。本来でしたら3月後半にするお知らせなのですが、Covid-19のこともあり、今頃になってしまいました。

本題とはそれますが、Covid-19について、抗体検査の結果からしても日本人がこのウィルスに対して耐性が高いのであろうと考えられます(おそらくHLAではないかと推察されます)。Clovis-19はSARS、MARSの同系統のウィルスであるとされるので、そのときでもやはり欧州中心に大きな被害、日本では「そんなのあったかな?」という差がありましたので、素直な推論としてやはり日本人はこのウィルスにそれほど踊らされる必要はないかな、と考えております。

そのような中、消毒用にアルコールも配備しておりますが、必要な対策は手洗いと換気が主であると考えています。一番の感染経路は手に付着したところから口に行く流れだと推察されますので、石鹸での手洗いが最も有効であると思われます。換気も従来であれば時々なのですが、今期は環境に優しくないことを覚悟して換気したまま冷房を入れております。

さて、本題の生徒募集です。

ラボでは大学受験を見据えて勉強をしていく生徒を募集しています。高校生がベースですが、中高一貫校で高校数学をやるようになった中学生も対象です。河井と専任講師の松浦とも、高校の化学、数学III、物理、英語といった科目の指導ができます。OBでもある大学生も専門科目の指導や学習のサポートに入ってくれています。また、河井の知る限り「最強の国語講師」に基本的に土曜日に来てもらい、現代文・古文・漢文の指導をしてもらっています。これからの国語教育の基盤性については意識を共有し、河井よりも遥かに高みにある国語教育を行なってもらっています。特に国語の記述(他科目もですが)については添削指導が有効ですので、その指導をSlackを用いて行なっております。

開講初年度、京大工学部、大阪市立大学医学部医学科、同志社大学など多くの合格が生まれました。これは河井が何か特別なことをした、というよりも、生徒たち自身が学びを深め進めてきた結果であると思います。自分自身の理想を叶えるための取り組みの場として、おすすめできるものであると確信しております。

とこれまでならこれでおしまいで、後はご検討とお問い合わせを、なんですが、今年から色々なお声を頂き、少しアップデートいたしました。

アップデートその1:
中高一貫以外の中学生の受け入れを始めました。

実は年度末から、紹介に限って中学生の受け入れを始めました。今後も受け入れを行なっていくことも考え、年齢的に河井や専任との間に入るスタッフの増強などの態勢をつくりました。大学受験kawaiラボでは大学受験まで通じて指導を行なっていきます。高校受験で燃え尽きになるようなやり方ではなく、継続性を意識して指導していきます。1つでも希望が叶えられる環境を得られるように、長期にわたった指導を行なっていきます。

アップデートその2:
オンラインクラス+添削フォロー生を募集します

コロナ期間に今後、学校の授業がない可能性も見据えて、連携教室含めてオンラインでのクラス授業を展開してきました。(最初は1年休校さえあり得る、との危機感をもって始めました。)当初の1ヶ月から休校が1ヶ月延び、その後も学校再開を踏まえた時間割の中でオンラインのクラス授業を行なっています。そのオンラインクラスへの参加、およびSlackによる日常の学習管理・フォローの生徒を募集致します。現在、クラス授業として開講しているのは以下の通りです。(追記:7/18より時間割変更しました!)

高1数学講座:水曜日20時〜(仙台 麻布学院より中継)
数学IA:日曜日10時半〜
数学IIB:木曜日21時〜
数学III:土曜日20時半〜
物理:日曜日21時半〜
化学:月曜日20時半〜
基礎英語(英文解釈):火曜日20時半〜
高3国語:日曜日9時〜

第1期生でもあり、講座数はまだ少ないですが、今後講座数の充実や共通テストの直前講座(理科基礎など)をリリースするつもりですので、知識を入れるオンラインクラスと演習をチェックし疑問点をなくすSlackでの添削指導のハイブリッドコースにもご期待ください。

各コースのお問い合わせは
https://kawai-lab.co.jp/contact.html
からお寄せください。河井が在室していないときも連絡が届きます。

どうぞ、大学受験kawaiラボにご期待ください。


コロナウイルスに立ち向かうために–kawaiラボの対応

いよいよ緊急事態宣言が、というニュースが聞こえてきましたね。大阪府などの学校休校期間5/6までというニュースから、最長6か月間まで検討中というニュースまで。明日、7日に発令と言われていますが、それに先立ち、大学受験kawaiラボの対応についていくつかお知らせをいたします。

 

○ オンライン対応について
 現在でもすでにご希望の方には行っていますが、オンライン対応をいたします。
 大学受験kawaiラボは講義形式主体、というより演習によるアウトプットを重視した指導を行なってきています。オンラインであろうがその方向性については変わりません。演習とチェックについてはLINEもしくはSlackを使用します。ラボとしてはSlackを推奨します。というのも、スマホより大きな画面のタブレットやパソコンにLINEをインストールした際のデータの問題や、共用のデバイスを使うときに私的なLINEが全てコピーされるのはちょっと…、となるのではないかと思います。お勉強と私生活でアプリを分ける方が気持ちの面で良いかな、と考えています。また、Slackは初期設定で22時〜8時まで通知鳴りません。したがって提出にせよ返却にせよ、深夜で相手を起こしてしまう心配が減らせると考えており、心理的負担が下がると考えています。
 対面で説明するツールとしてはzoomを使用します。セキュリティの問題が挙げられていますが、パスワードの必須化もありその問題は解決していっています。使用の際は時間設定し、パスワードを毎回変更して授業設定します。
 今回、最長6か月の休校となると学校がなくとも受験を迎える、新学年を迎えるということが大いにあり得ます。その際には、いくつかzoomでの集団講義を行います。それに合わせた課題などのチェックはSlackをベースに行います。

 

○ 三密について
 本日の時点では教室の閉鎖は行なっていません。先日、心ある方から換気についての注意をご投稿いただいたのに合わせ、窓を開放したまま開室しています。季節柄まだ肌寒いときもありますが、その際は窓を開放したまま空調を入れています。環境に全く優しくないですが、学習環境を維持するため、ご容赦ください。
 また、オープンスペースの部屋の構造をしているため、1つおきに机を使うことができる状況です。必要とあれば、2号館として契約している駅を挟んで逆側の教室も使い、分散して配置することも可能になっています。
 個別に説明をすることがありますが、重来の個別指導のように手元のボードに書き込み、近距離で話すタイプを取っておりません。説明は原則として、部屋の壁に設置しているホワイトボードに書いて行なっており、説明する講師と生徒の距離は大きめに取れています。
 開室状況については、高石市での発症者がゼロのまま推移していることから、このブログ執筆時点(4月6日17時前後)では閉室していませんが、今後の推移で随時判断を行って参りますので、詳細はお問い合わせください。

 

○ 学校休校期間のお子さまの学習を危惧されている方へ
 今回の措置と混乱がどこまで続くか先行きは不透明です。そのご心配があって対応できる塾を、ということでお探しの方がいれば大学受験kawaiラボにご相談ください。対応策を一緒に考えたいと思います。休校期間中のみのオンラインでも、また、休校期間が明けて以降は通塾やオンラインと週末などの通塾などへも移行できるようにいたします。
 お困りの方がいらっしゃれば、以下のページからご連絡を頂ければと思います。閉室時でも河井の携帯に直接メールが転送されますので、不通の心配はありません。
https://kawai-lab.co.jp/contact.html

 

最後に、今回の事態は誰にとっても未経験のことです。kawaiラボでも可能な限り、知恵を絞って対応を行なっています。不手際、気づいていない不十分な点は必ずあると思っています。その際は「あの人はお勉強のこと以外は抜けた人だから…」とため息まじりでいいのでお知らせください。また知恵を絞って切り抜ける方法を編み出します。

もう1点、大学受験kawaiラボは学校があろうがなかろうが、学校で授業できない部分があってもなんとかする、を旨とした塾です。勤務時代から教科書が終わらない問題に立ち向かってきたメンバーです。学校の授業がなくても受験を迎える、そのことに対してだけなら無類の自信があります。あとはみんなが健康を維持しながら、場の力と教科力の力のギリギリのバランスを測りつつ、全体を前に進めるべく取り組んで参りたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


2020年大学入試合格実績

開校初年度の大学入試の合格実績を掲載します。これを以って地域の皆様の信頼を頂戴する材料としていただければ幸甚に存じます。

<国公立大>
京都大学工学部
大阪市立大学医学部医学科
大阪市立大学工学部
和歌山大学教育学部(理系)
三重大学医学部看護学科
京都工芸繊維大学工芸科学部
鳥取大学農学部

<私立大>
早稲田大学人間科学部
大阪医科大学医学科(特待生候補)
関西医科大学医学科(追加合格)
同志社大学心理学部・グローバル地域文化学部
立命館大学理工学部(2名)・生命科学部
関西大学社会学部
近畿大学農学部
龍谷大学経営学部
武庫川女子大学食物栄養科学部(2名)
同志社女子大学現代社会学部
京都薬科大学薬学部
大和大学理工学部
大阪工業大学工学部
帝塚山大学現代生活学部
京都橘大学看護学部
大阪産業大学経済学部
活水女子大学看護学部
九州看護福祉大学看護学科
大阪成蹊大学経営学部
泉南医師会看護専門学校
大阪経済大学経済学部・経営学部

<オンライン添削指導>
一橋大学商学部
京都府立大学文学部
和歌山大学システム工学部
奈良県立医科大学看護学科

昨年度末より連携事業として,オンライン添削指導を開始しました。本年度はその連携事業がより拡大しています。

麻布予備校(宮城県仙台市):https://azabu.manabiya.tv/
明秀館(京都府城陽市):https://meishu-kan.jp/
岡本塾(神奈川県横浜市):https://okamotojuku.com/
学習塾生徒派(東京都):http://www.seitoha.net/
個別指導塾Willbe(兵庫県赤穂市):https://aotaisaku.com
大学進学K(兵庫県三田市):https://shingaku-k.jp/
大学受験kawaiラボ(大阪府高石市):https://kawai-lab.co.jp/

で個人塾の大学受験を協力に推し進める体制作りに参画しています。その成果にもご期待ください。

この進学実績なら信頼して任せられる,とお考えいただければ

https://kawai-lab.co.jp/contact.html

よりお問い合わせくださいませ。


営業にならないほど真面目に塾探しについて

更新ご無沙汰しています。大学受験kawaiラボの河井です。ようやく大学受験もひと段落、と思ったらこのコロナ騒動。そんな中でも大学受験kawaiラボは生徒の歩みを止めないために、全力で取り組んでいます。むしろ、例年と違ってバケーションを取りやめ、ただただ負けん気でやっています(笑)

さて、今日は塾選びについてです。自塾の宣伝を全力ですればいいテーマなのですが、まぁそれは記事の終盤に置いておいてですね、塾探しのマッチングについて真面目に書いていきたいと思います。

まず、世間の塾について大きく分けますと

  • 集団指導
  • 個別指導
  • 映像授業
  • 集団個別(自律型)
  • オンライン

が思い当たると思います。大学受験では多くの方が上3つを、高校受験や中学受験だと上2つを想定することが多いかな、と思います。僕個人の観点だと、これらは

  • Passive(受動的):いわゆる授業を受ける形が主体→集団指導/映像授業
  • Interactive(対話的):1対1もしくは1対少数なので、やり取りをしながら進む→個別指導/オンライン
  • Active(行動的):生徒自身が取り組んだところに対して指導→集団個別(自律型)

と分類できると考えています。この分類に沿って塾探しについて思うところを話していこうと思うわけです。

まず、1番多くの人が塾といえば、で考えるPassiveタイプの代表例集団指導です。集団指導では教室に集まって共通のテキストで授業を受けるタイプです。このタイプに合うために生徒が必要なことはまず「講師のリズムに合わせることができる」ということです。授業のレベルはコースや通う塾で調節できますが、この自分のタイプはある程度定まっているので、そのミスマッチが1番学習の困難を招きます。例えば、うん?となってしまったらそこからそればかり考えて、授業の続きを聞き漏らすとかそういったタイプです。そうではなく、うん?となっても印だけして一旦保留し、後で質問をすることが必要になります。

では同じくPassiveタイプに分類した映像授業はどうか?映像授業は講師の質は保障されている方でしょう。講師のリズムのところも早送りや一時停止ができるのは少し調整が可能です。ただ、共通のテキストについて話を進めるという点では集団授業とは変わりません。(実際の講師に直接質問できない、教室のチューターにしか質問できないという点もあります。)

では、この両者ではなにが1番違うのか。それは決まったスケジュールで受講する集団授業と、スケジュール管理が自分自身に委ねられる映像授業の違いです。集団授業では、その進行に合わせて予習復習宿題をすれば一定の学習効果が得られるようになっています。つまり、授業のスケジュールがそのまま学習スケジュールに落とし込まれてくるわけです。また、課題も授業をやる講師が直接チェックを入れることが多いため、授業での調節が図られやすいです。一方、映像授業は自分で見る時間を決められる一方、ある程度の推奨はあってもその進捗はあくまでも自分自身になります。また、テキストの予習復習はあっても、宿題のコントロールがあるわけではないとことが挙げられます。したがって、映像授業は情報さえ仕入れられればそれを自分で落とし込むことができる、というのが絶対条件であり、その場合には強力なアシストになり得ます。(ただ、その適するスタイルの生徒はかなり限定的ですが…。)

ではIntractiveに分類する個別指導はどうか?個別指導は人数比のこともありますが、人数が極めて少ないために生徒のリズムに合わせて、かつ双方向のやりとりが活発になる傾向があります。じゃあいいじゃないか、と言いたいところですが、個別指導の講師の主力は多くの場合大学生です。小中学生のモチベーターとしてはむしろ僕のようなおっさんよりも効果的であったりする場合もありますが、学力向上の観点からは「極度に講師次第、教室責任者次第」になりがちです。同じ看板でもやり方が全く違うことさえありますし、強みはその教室固有のものになることが多いです。(僕が某個別指導で働いていた時は、そのブランドで大学受験ガンガン、というのは自分のところだけで、とかありました。)どうしてもビジネスモデルとして「大学生家庭教師の廉価版」の位置付けになっていることもありますので、学力向上に向けたさじ加減は本当にその校舎責任者の舵取り次第です。ですので、個別指導を選ぶ場合には校舎責任者、授業担当者の力量を選ぶ側が見極めることが重要になります。いい個別指導塾はコストもそれに見合ったものになりますが、相性が良ければ効果は高くなります。(そういう教室が少ないのが難点ですが…。)また、個別指導でも予備校講師を起用しているところもありますが、その場合は正直言ってお値段が格段と上がってしまいます。医専の個別指導の値段などを見てもらえれば普通の1ヶ月分が1コマ分相当という換算ができると思います。

ではオンライン指導と個別指導の差異は何でしょうか。僕はオンライン指導は添削ベースでしかまだやっていませんが、「場の効果が出にくい」ことと「人間同士の関わりの弱さ」を僕は考えます。基本的には自宅での受講になりますので、場所で自分を切り替えている人にはややお勧めしにくい。一方で自宅学習の習慣がきっちりできている人、必要な時だけ授業を申し込みたい人にはとても強力なやり方になるでしょう。また、今回のような外出自粛の時でもいつもと変わらない、むしろ加速できる体制を作れるのは自宅で受講できるオンラインの最大の強みともいえます。ただ、これも映像授業と同じく、自己管理の要素が強いのではないかな、と考えています。

やっとラボの話ができる、Activeの話にきた…。

Activeタイプの集団個別や自律型と言われる塾では、生徒本人がやっていくところに対して、助言や指導を入れていくタイプになります。このタイプは塾によってかなり振れ幅が大きく、その辺りの確認はどうしても重要になります。武田塾が言っているようにカリキュラム立てが主で生徒はそれを実行する側、という場合もありますし、必要に応じて説明したり課題出ししたりする塾もあります。いずれの側にせよ、このタイプの塾では「自分が変わりたいと思っている」のが最も大事になると思います。どうしても通う日数だとか時間数、それに伴う学習量が生徒本人の自発に由来するからです。その上で、その教室でどのようなサポートが受けられるか、むしろ自分の赴くままに放任してもらえるか、生徒自身の意向と特性に沿った対応をしてもらえるかどうかが鍵になっていると考えます。

大学受験kawaiラボはこのタイプの塾です。大学受験を視野に勉強していくのが主です。生徒層はなんとなく思われているよりも広く、入塾テストをしているわけではありませんが、1年目でも大学受験でまずまず自慢できる実績を残せたかな、と考えています。ひとりひとり、必要なことをしたい。旧帝大や医学部を目指す子には「問題との対話」だとか「自分の中から思考を引き出す」ための向き合いをしてもらいますし、基礎作りからの子には授業的なことも行い、反復演習をしてもらうこともあります。対人で考え動くので、一様なカリキュラムも何もない中から、僕らではなく生徒たち自身が力をつけ、伸びていき、結果につながる、そういう取り組みを行い、各自の目標に邁進していった結果です。その結果に続くよう、自分の取り組みを主にしたい人にはしっかりとした塾になっていると思っていますので、そういう塾をお探しの方はぜひ検討をいただければと思います。


学校休校の要請に対する対応について

大学受験kawaiラボはこの前代未聞の事態に対し、

・行くところがなくなってどうしていいかわからないこともあるので、教室として開けるのは開けます。
・疑わしい症状、体調不良がわずかでも見られる時は必ずお休みください。
・ご家族に発症者がいる場合も2週間、お休みをお願いします。
・通塾ができない場合、LINEでの添削や指示によって出来る限りの指導を致します。
・ご家庭の判断で学校休校期間、一切通塾させないと判断される場合は請求を止めます。

の方針とします。前代未聞の事態ですから、ご不明な点などあると思いますので、その際はご連絡をくださいませ。

取り急ぎ、当塾の方針の表明まで。

2020年2月27日 大学受験kawaiラボ 河井 昌裕


合格速報0215

大学受験kawaiラボ開校1年目にして,推薦入試にて初の国公立大合格が出ました!

三重大学医学部看護学科

開校1年目のセンター利用,発表初日にしてこちらも合格!

早稲田大学人間科学部
大阪経済大学経済学部
大阪経済大学経営学部

合格おめでとうございます!


新年のご挨拶と新年度募集

新年,あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
「受験が終わるまでおめでとうは言ってはいけない!」とか肝の小さなコメントも世間には散見されますが,LINEで「あけおめ,ことよろ!」と打ってスタンプ押すぐらいで受験に落ちるなら,禁欲しても受験に落ちると思うので,その程度の人としてのご挨拶まで欠かすほどではないと思います。

その一方で,センター試験まであと2週間です。大学受験生だとさすがに大晦日と三が日は何もしなくてもいいよ〜とは言いにくいところですね。親戚の集まりとかの合間を縫って勉強に励む姿がよく見られました。勉強しなきゃ,と,家族の事情との間をうまく汲んで過ごしてくれてるな,と思いました。

しつこいようですがセンター試験まであと2週間,慣らし運転と穴潰しに手を掛ける時期ですね。そこまで来ると,あまりぎゃーぎゃーと教え込む段階ではないですね。大きな枠組みの中でのアドバイスや引っかかった問題の解説ぐらいです。それも,学力が上がってきたから解答で事足りて,誰も河井に構ってくれないくらいです笑

センター試験が過ぎれば,私大,国公立2次試験と続いていきます。高度な問題を扱う上では,センター試験よりは手助けが必要かな?いや,この感じだと素材を渡していくだけでどんどん進むかも…。大変なんだけど,成長が一番強く出るこの時期は本当にやりがいのある時期ですね。

さて,年も越しましたしそろそろ新年度のお知らせを始めていきます。個人的にはこういう営業的なことは苦手で,会社員時代なら「そのうち来るから堂々と赤字を垂れ流そう!笑」と言ってたのですが,流石にそうもいきませんね汗
なので,真面目に募集をしますので,ぜひお声がけくださいませ!

<大学受験kawaiラボ募集要項>
大学受験kawaiラボは大学受験の化学・数学・物理・英語・国語・生物・公民について,教科書の基礎レベルから始めて大学受験レベル,旧帝大・医学部レベルまで対応する大学受験専門塾です。毎日来てもOK,時間割形式でなく個人の進捗と状況に応じた取り組み方を考え,進めていく塾です。みっちり教えるときもあれば,定着を任せることもあり,自由自在な在り方で進める塾です。以下のような方にお勧めします!

○大学受験を目指す高校生・浪人生
 …駅から徒歩2分の立地ですので,学校帰りや予備校帰りにも立ち寄りやすいです。また,土日開講していますので,週末に通って平日はLINEなどで添削や質問対応でも対応します。それなら遠距離通塾でも可能ですね。

○高校数学に取り組んでいる中高一貫生
…高校数学は中学数学とはまた違った景色だと思います。高校数学は見失うとなかなか大変になってしまうので,早い時期から対処しておきましょう。テスト前は数学以外もフォローします。

○専門的な化学や数学を学ぶ大学生・社会人
…主催の河井は博士号を持っているので,特に専門の化学については大学院受験まで十分対応します。また,学部の数学,物理も少なくとも教養レベルまで対応できます。文献も豊富に所有していますので,学びの場としてどうぞ。

大学受験kawaiラボ
〒592‒0002  大阪府高石市羽衣1丁目14番地18号2F
(めりけん亭の左側階段を登る 南海本線 羽衣駅から徒歩2分)
Tel:090–7550–9350
LINE:@kawailab
Twitter:@kawai_labまたは@masahirokawai
e-mail:mail@kawai-lab.co.jp


大学受験kawaiラボ誕生秘話(?)

開業の話を書くのが「爆裂個人塾長会議」で出ていたので,我らがkawaiラボがどのようにして産まれたのかについて書いてみよう。

河井は2017年春までラボからちょっと離れた鳳のとある個別指導塾で別館的な立ち位置で大学受験をしていた。ポスドク時代は正直大学生バイト以下の年収で生きていたので,ちょっとやそっとのことで辞める気もなかった。河井の受験や学習に関する考えの一端がこのブログにも出ていると思うが,そんな角の立つタイプがそこそこの大手でうまく生きられるはずもないのだが,別に給料と自分の職責に不満はなかったから,蛇蝎の如く嫌われても知ったこっちゃないと感じていた。

ブログのトップにもあるような大学受験の実績が少しずつTwitterなどを通じてしられ,出会った方々に「この仕事の仕方は会社員ではないから独立しなさい」とよく言われたものであったが,正直独立とか面倒くさいし別に経営したいわけじゃなくって,ヒラでもいいから現場で指導したいしか頭になかったので,長いこと断り続けてきたのであった。

そんなこんなしながら,日々高校生の相手をしていたわけだが,ある日ふと,「そういや僕の給料がこれぐらいと言うことは,僕の下のスタッフの給料ってこんなもんになって,じゃあ結婚のひとつもできんか…。」と思ったわけである。これじゃあいかん,しかもこの環境で大学受験で働くことは会社の辞令ひとつで吹き飛ぶ,やりたいことをさせてそれでもって結婚したい時にできるようにしないといけない,と思ったわけである。

そこで,河井に独立を促した方々に連絡を入れ,まずフリーランスとして外に出るところから始めたい,と申し出てフリー講師としての河井が始まったわけである。

フリーの仕事の中であくせくしながら,秋になった。収入は増えたが出るものも大きい。余裕があるわけではない。軍資金のストックが大きくなることはなかった。

そんなときに関西を襲ったあの台風。河井の生家は壁が3分の1ほども落下し,雨が降るとバケツ10個体制で雨漏りを受けないといけないほどの損傷を受けた。もともと築55年ほどの家,あのダメージには耐えられようもなかった。室温5ºCの下で眠るような生活を余儀なくされた。母の名義だがこのまま住み続けるのは困難と判断し,売却と新居購入に動いた。

そこで閃いたのだ。その売却と購入の差額で塾を作ろう,と。そして,元の塾を辞めたときに誓った,自分の下で働く人が信念をもって働き,かつ経済的にちゃんと報われる塾をつくるという決心を今一度,動かせるようにと。

幸い,いい買い手が見つかり,引っ越し先も見つけられた。その間にどこで塾をやるかを考えた。それで思い立ったのが今kawaiラボがある高石市羽衣の地だ。元の塾からすると本来は通塾圏になりにくいところなのだが,その塾で働き始めた1年目(非常勤時代)にこの地の子が大阪大学の看護に行ってくれた。入塾当初は理数ともちょっと大変だったのだが,最後は二次試験の化学で押し切ってくれた。それから,この街の人たちがその紹介つながりで河井の授業を受講してくれたのだった。だから,この街は直接訪れてもいないのに,河井を講師として育ててくれた街なのである。新居から50kmほど離れるこの街で塾をやっていこうと思った。

それで物件を休日に歩いて探した。ネットだとわからない物件もあるので,散歩するぐらいのつもりで歩いた。目立たせてどうのこうの,という気もなく,来てくれる(実はこの時点で申し出はあったのである)子たちの利便性を考えて,駅近にだけこだわり,フラッと歩いて見つけたのが今のラボのテナントである。最終的に問い合わせたときに,手頃な値段で大コケもしなさそうだし,駅から2分もあれば着くし,これでよかろう!で決めてしまったわけである。

そこで,僕の下で働きたいという人に連絡を取り,卒業生で付き合いの続いているのに連絡を入れ,友人で力のある国語の先生を招いてスタートさせたのが大学受験kawaiラボなのである。2月25・26日の国公立前期試験が終わって初めてまともに準備に入り,実際には3月からしかしてないけど,3月22日に開校できたのは本当に色々な方のご尽力を頂いたからだ。

kawaiラボは経営のことをよくわかる先生方からは気ちがいのような経営をしている。まず,現在,人件費率90%を誇っている。これはひとつには河井が外でも働いて収入を得られるから自分の取り分を考える必要がないということにもよるのだが,成績と結果にコミットするためにできうる限りの人材をかき集めたからだ。よく,規模が伴えば人を採ろうという人が多いが,そんな日はいつ来るのか?規模が伴わなくても人を採り,その力を借りて結果を出す方が実際にその経費に見合う規模になるのではないか?そう考えているからだ。前職で思い知ったのは実績が出る大学受験には人が集まりうるということ。そしてそうするといい子たちが自然と寄ってくる循環に入っていくのをその目で見たからだ。だから,その一歩目を記すために何が何でもその結果に向かうことができるメンバーを集めたかった。

もう1つ大事にしているものがある。それは「入ってくることは原則として断らない」こと。どこまでできるかわからないが,入ってくることは全てご縁,その流れは運気の流れになるからだ。理系のくせに縁や運気なんて,と思われるかもしれないが,そう行ったものは確実にある。運気の流れを決して外してはいけない。今のkawaiラボは力も出していると思うがそれ以上に運気で成り立ち前進している。その流れは決して手放したくない。

経営方針は「感と嗅覚,流れと運気,流れを汲み運気を引き寄せる」だし,経営理念は「kawaiファミリーファースト」,つまり一門と仲間たちにとって最良の選択であり続けたい,それだけを決めてこれからも前進していく。


お悩み相談回答12/8②–「血が邪魔をする」って?

爆裂個人塾長座談会閲覧所」に届いた次の質問について,大学受験の専門家からお答えさせて頂きます。

<ご相談内容>

高校生相手に、あの手この手で
子育てと戦うとは?
手法を変えてみても聞く耳ない?
みたいで全スルーされます。
真島先生のように思ってるけど
言わないでおくよ!は、なかなか
難しいです。
塾の役割⁉️部分も家庭である場合、
どうしても口が出てしまいます。
勉強だけ!と出来ないならば
言い訳しなくてもいいのにと思って
いるのにテスト結果に対し、
こうだったら点数とれた とか
ここが出るとは とか
ど忘れしてて書けなかった とか
自分は悪くないという言い方
聞きたくないので、こうしたら?
ああしたら?言ってしまいます。
それに対して、ため息つかれたり
すると 母業 向いてないかな?
と自信なくなります。凹みます。

 

<河井の解答>

多分,お母さまがお子さまに言われているのはまごうことなき正論なんだと思います。ところがこの正論,以外に文字通りに届かない不思議があるんですよね。

ところがこれを塾の先生や学校の先生が同じことを言うと,案外素直に聞き入れてくれたりします。これは実の親御さんからすると,ちょっとムッとするところではないでしょうか。

実はこういうことは結構よくあることなんです。これを僕は「血が邪魔をする」と呼んでいます。大層に言ってますが,ただただ親子間では思った通りに話が伝わらない,ということなのですが,それを面談でお話するとき用に格好つけて言ってるわけです。

ではなぜ,塾の先生などが話すとうまく伝わるのか,というと,それはいい距離感でいながら実は第3者でしかないから,と考えています。意外と第3者の位置付けと認識している人の言うことはフラットな感情で聞くことができます。少し反抗期的要素が入る親子間と一番違うところです。そして,日頃指導してくれている先生に対して,それ相応の敬意を抱いているので,より効果的に言葉が届いているのです。

この事実を踏まえて,血が邪魔をするという現実に対し,親側として第3者を用意するところがあります。そのためであってもいいので,塾を活用するということを考えてもいいかもしれません。しっかりと連携し,また,お子さまに直言してくれるような塾の先生を見つけ,協力してもらえるといいかもしれません。少人数の塾だと,そういう先生は思っているよりたくさんいると思いますよ。その上,専門的な見地から今の困難を脱却するヒントももらえると思います。