今日は第3回全統マーク模試

なのですよ!

模試は今の自分を映す鏡にしてくださいね

ってことはいつも言ってると思うけど、今日の出来はクソミス以外で叱るつもりはないのです。

そんなことより大事なことがあるでしょ?

今の出来でここまでの勉強が上手くいってるか、次のセンタープレテストや公募推薦までにどう手を入れるのか。

その検討材料にするのですよ。

とすれば実は偏差値や平均点なんて多少の斟酌のネタでしかなくて。

問題と生点があればそれはできるよね。(問題の難易の評価については河井含めスタッフまで)

センター目標スコアのために次の1か月どう手を入れるのか、それをちゃんと定めて実行する。

ま、それだけなんすよ。

順当にいけば弱点は理系組は理科の漏れと後は社会になるはずだし、文系組は社会の2つ目と理科基礎になるはず。

社会はブースター仕込んでるからそれやってもらうし、理科基礎は手を入れよう。それは予定通り。

それ以外に課題が見つかるかな?慣れだけと言えたらいいね。

自己採点という名の懺悔シート、お待ちしています(笑)


平等と不平等

といっても最近騒がしい社会問題をやるつもりではなく。

塾における平等と不平等ってなんだろうな、って。

全員が同じカリキュラムをこなし、同じテストを受けるなら、そして集団指導がベースなら関わり方から均一化していくのがいいのかな?

まぁラボは一部集団指導も入れてますが、基本的には集団個別指導、そしてこの多様化してる大学受験がフィールド。

そうなると…。

まずひとりひとりの選択科目が違う、から始まり、方式が違い、日程が違う。

同じ選択科目でほぼ同じ日付でも対策がガラッと違うことも。

そもそも同じ対応なんてできねー!(笑)

の一言に尽きるんですよ。あまりにもケースバイケース過ぎて。

そこにひとりひとりの状況が乗っかってくる。数III履修中の公立生と教科書は終わった私立生とか。

物理の教科書が学校で終わってる子と、3分の1くらいやらないまま年度末を迎える子と。

これを同じ対応してたら悪平等になってしまう。誰も幸せにならない。

幸い、ラボは集団個別でひとりひとりの状況に合わせるというのをひとつの指針として宣言できた。

勉強が得意でより高みを目指す子にはべったり教えるというよりは問題という肥料を与え、壁にぶつかったときに議論するという形。

学校で教科書が終わってないとか、基礎があやふやというなら講義も含めて仕込みながら、自習でマスターできるようチェックして、という形。

対応として全然平等じゃないなぁ。

でもこれね、ベクトルの違いだけなんだよね。

本当にひとりひとりを考え続ければ同じアンサーなんてない。それをやるのがラボ。

これに賛同してくれる人に来てもらいたいな。

僕たちのできる限りを注ぎ込みますよ。


嵐のあと

大阪ではまだ凌げましたが、大変な台風19号でした。

被災した方には1日も早く、元の生活に戻れることをお祈りします。

台風のため、12日は休校にさせて頂きましたが、13日午後から再開しました。

早速、大半のメンバーが揃って勉強に励んでいました。

なお、河井は気圧の変化に苦しんでましたが、放置して勉強するその姿。

実に素晴らしい!

教えなきゃいけないことは教えなきゃいけないのですが、マスターするには演習が必要。

河井が気圧で死んでても、作業してても習熟のために問題を解く、知識を詰める。

それは絶対的に必要なこと。それができてきてる。

まだまだうちの子たちは伸びていくぞぉ〜!

なお、写真は13日のだんじりを。


ヴァイオレットエヴァーガーデン

今日は朝の仕事に余裕があったので、隙をついて映画に行ってきたよ。

今日行ってきたのはこれ。

http://www.violet-evergarden.jp/sidestory/

京都アニメーションの制作なんですね。

「え、お前、わかってなかったの?」って言われそうwww

ちょっと勧めてもらってみたらとてもよかったのですよ。

いろんなこと知らなくても心が温まるストーリー、美しいアニメーションと音楽。

ひとときの癒しに是非どうぞ。


パチモンのSE疑惑

いやあ、とうとう,やってしまいました!

買ってしまいましたよ!iMac!

ちょっと書きものに力を入れたくて、つい。

これで捗る,に違いない!るらるらる〜♪

ちなみに左下には経理とプリント印刷用のWindows。

写ってないけどiPad ProもMacBook Proもいる。

全部並べてみたろ!

うーーーん、完全にパチモンのSEだわ。

デバイスオタク、もとい、Apple信者丸出し。

今日も、河井は元気です。

たらりらり〜ん。


数学のためには国語ができないとね!

先日,松江塾の真島先生に寄せられた質問にお答えしたところ,ご丁寧にお返事を頂きましたので,転載させていただきます。

はじめまして、松江塾の真島先生に、「数学の先取りができるか?」で掲載して頂いた者です。
この度は貴重なお時間を割いて頂き、アドバイスを頂きまして誠に有り難う御座います。
皆様のアドバイスに共通の、論旨の要諦かな?と感じた部分につきましては、「塾長の皆様へのお礼の文」を真島先生が塾長Line に貼って頂けた?かと思いますので、その中に書いておりますので、既に読んで頂いている、という想定で、その他について少しばかり。
根源的な思想と、具体的な方策との両方を提示して頂きました。
「どっしりとした参考書で理論を学ぶ」
これは、一周廻って、数学というより国語の話なのでは?と感じました。(合ってますでしょうか…)
あまり1つの事に固執し過ぎず、じっくり畑を耕して、子供の「今」の状況を冷静に見ながら進めていけるよう、注意していきたいと思います。
この度は誠に有り難う御座いました。

 

この中で、「どっしりとした参考書で理論を学ぶ」これは、一周廻って、数学というより国語の話なのでは?と頂きました。

そう!これこそが大学受験をはじめとする高等数学や理科へ進んでいくための要諦になると思います!

数理と国語は別物、片一方はできるけどもうひとつはダメ、と考える人が多いと思います。しかし、高校から基礎スキルから論理の積み重ねへと学習がシフトしていく、大学でより深い論理を学ぶようになると、単なる処理力では通用しないのです。

言語だろうが、数式や抽象論だろうが、論理の積み重ねに耐えられる力。

それこそが重要で、時間をかけて養うべき力なんですね。

僕も指導している上で、国語の評論が悪いと現在の成績よりも警戒します。センターの数学の流れを汲むとき、2次試験の理科の長大な文章から情報を抽出するとき、などなど、行き詰まり、伸び悩みがくるのを恐れます。

そうならないためにも、文章を読む機会、そして言語論理から論理の積み重ねをできるようにしておくこと、というのは本当に重要なポイントになります。

ちゃんと文章に向き合える子は例え新出事項の掌握に苦心しても,2次試験対策ではスイスイといきます。これもそれも,長大な問題文から必要な情報を汲み取り,吟味する力を言語論理から習得しているからです。

この力は一朝一夕ではつきません。文章に向かうこと,内容を把握し論旨を整理すること,ただ現代文の問題を解くではなく,きちっとテクストに向き合うこと,そういったことをやってもらえればと思います。

大阪の羽衣からも大成を願っております!


前門の虎,後門の狼

ちょっと過激なタイトルですが,今日はさくら個別の國立先生のところに寄せられた質問に勝手に答えていきます。

中3で,となると本当に焦ることだと思います。

前門の虎はまもなくやってくる高校入試,後門の狼は高校入学後の追い立てられる状況を例えています。

どちらにせよ,どこかでは本人が立ち向かわなければいけません。どちらに立ち向かうようにナビゲートするか,を考えてみませんか。

高校入試を真正面から向き合い,今後の学習スタイルを先に確立すれば,それは進学先が多少変われどもちゃんとやっていけることでしょう。

高校入試を力ずくでも押し切ればその環境のもと,否応無く勉強に向き合うことになる,いわゆる環境補正が働くことが期待できます。

実はどちらにもメリット・デメリットがありますので,本人の性格が第一です。

その上で,河井のオススメはやはり進学先の環境補正に期待して,高校入試の背中を押してあげることだと思います。

そのためには塾との緊密な連携,進捗の確認と理解度の確認が必須です。勉強を保護者からか塾の先生からか,どちらからにせよ見える状態にし,修正をかけれる状況にすることが必須です。

親が見る子の姿と塾の先生に見える子の姿は違うこともありますので,まずはしっかりと塾の先生ともお話ししてください。


深夜の遭遇戦

この河井ってのはラーメン好きで、中でもお気に入りは鳳のしおじん

会社員時代から通ってて、Twitterでも上げまくって、ついには名刺も置いてもらってる。

冷やしが9月でシーズン終了で、昼にも行って冷やし坦々麺食べたけど、やっぱりもう1つの味も食べておきたくて車を走らせた。

で、いつも通りに来たら「河井先生!」って聞いたことがある声。

振り返ったら今年21歳になる代の男どもが6人も。しかも家遠いヤツもいるぞ23時。

「急に集まって公園でちょっと飲んでしゃべって来たんですよ。で、河井先生来やんかな?っていってたんですよ」

だって。ええヤツらじゃないっすか。

卒業して3年目、顔も出してくれるし、何より苦楽を共にした仲間で今も繋がってる。

卒塾したら一切関わらないのがよい、という人もいるけど、この繋がりができる塾が河井の理想形。

そんなことを思いながら、ラーメン7杯と共に夜を過ごしました。次は冬休みに飲み会、だな。

でも、夜更かしの次の朝は、チト眠い…www


数学の道は1日にして成らず

今日も松江塾の真島先生に寄せられた質問に、kawaiラボ流でお答えしたいと思います。

中学数学と高校数学の分量,確かに違います。だから中高一貫校が中3や中2途中から高校数学に突入してますし,時間はしっかりかけられればそれに越したことはない,というのには異論は出ないでしょう。

テキスト(問題集)を消化するだけなら確かに1年でそれなりに進むと思います。ただ,あっさりとし過ぎて,本当に積み重なっていますか?中3がやる入試問題まで対応できていますか?テキストの消化だけでなく,その知識を活用する思考力まで育っているでしょうか?

この辺りの診断をどこかでつけてあげる必要があると思います。学年をスキップしてでも模擬試験を受けてみるとか,高校入試の過去問で測ってみるとか,そういうことは必要だと思いますよ。もしくは近くで理解のある個人塾の先生にナビゲートしてもらうのも良いと思います。

ここで,河井個人の話をしますと,中学2年ぐらいまでで中学内容を独学してしまいました。(荒れた中学校だったので,そういう手段をとりました。)高校に入って,2年間で高校数学も独学しました。かなり,どっしりとした参考書と問題集ばかり使っていた記憶があります。

その時の記憶から,使いやすいテキストにこだわるより,どっしりとしたテキストとわかりやすい問題集,それからレベルアップさせた問題集と順にやるのが地力がつくと思います。数学は論理があって初めて計算などの操作に進みます。受け入れやすいテキストであるだけでなく,論理をしっかり学べるテキストを選択するのが大切です。

僕の記憶に沿っていうなら,独学に向けてだと,中高一貫ハイステージなど,どっしりとしたテキストで理論面の学習を進め,問題集でその知識を使う力をつける,というのが良いと思います。そうでなければ,高校内容を独学するレベルには至りません。

最近だとしっかりしたテキストとしては,プラスエリートのシリーズや長岡の教科書のシリーズがあります。チャート式はあくまでも解法の辞典としての位置付けにおきましょう。それとともに,反復基礎の問題集としてシグマベストの問題集くらいから始め,ステップアップを図れば良いと思います。

このやり方だと,スタディサプリなどを利用したりするよりも時間がかかるかもしれません。ですが,時間をかけてでも自分の中にどっしりとした数学の土台を作ることが大事だと思います。今の快調なペースがあるなら,決して急ぐ理由はありません。河井は高2の終わりまでかけて数IIIまで到達しましたが,これでも大阪のトップ校で校内偏差値97まで,京大模試で偏差値70ぐらいまでいきますので,単なる進度よりも定着度や理解度,思考力を大切にしながら進めるようにしていくといいでしょう。

最後に,急ぐ気持ちもわかりますが,親の焦りはわからなくもないのですが,あくまでもお子さまの人生です。西大和学園の先生の有名なコメントがあります。

「お母さんやお父さんの今までの人生におけるリベンジを,子どもの人生でしようとしないでください。ご自身のリベンジはご自身の人生で行なってください。子どもの受験は,子どもの人生です。子ども自身に闘わせてあげてください。」

お子さまへの強い想いは時としてこのコメントを踏み越えてしまいます。逸る気持ちを少し抑え気味にして,最善を尽くしていただければと思います。